近くの見やすさにこだわった遠近両用レンズ「ベルーナ クリエージ」を使ってみました【後編】

スタッフ長尾です。

3月5日の続き、昨年発売された東海光学の新しい遠近両用レンズ「ベルーナクリエージ」を使ってみた感想です。

※レンズの見え方については個人の感想であり、あくまでも主観的な評価になります。
※度数やメガネの使用経験などによっても見え方は異なり、全ての人が同じように見える訳ではないことはあらかじめご了承下さい。

前回のブログでも書いたとおり、「ベルーナクリエージ」はノートパソコンの見え方も予想外に見やすく感じ、遠方の見え方と近方の見え方に関してなかなか良い感触をえられました。

ただ、個人的にこれはちょっと辛いかなと感じたのが中間距離の見え方でした。

朝のミーティングでテーブルに資料を広げた時でした。

手元の部分と少し離れた場所(テーブルの端より向こう側)は見えるのですが、その間の部分がなんとな〜くスッキリ見えない。

中間部分を端折られたような感じがしました。

近くの見やすさを重視した分、中間部分にシワ寄せが来ているのかな?と感じました(個人の感想です)。

顎を上げたり下げたり、顔を離したり近づけたりして見やすいところを探さないといけない感じでした。

ただ、全然使い物にならないというほどでもないので、あれこれ対処しつつ使っています。

私の場合、仕事の間はツァイスのOffice(オフィス)レンズという室内用レンズを使っていることが多いです。

室内での作業がしやすいように設計されているレンズだけあって、中間距離はものすごく使いやすいです。

それもあって、「ベルーナクリエージ」の中間の見え方に関しては「う~ん」という感じでした。

(まあ、遠近両用レンズと室内用レンズで比べるのはフェアではないのですが・・・)

モニタ開始直後は頑張って一日中使っていましたが、やはり中間距離の見え方に違和感があり、室内用レンズが入ったメガネと掛け替えて使っていました。

遠くの見え方の関しても少々気になるところがありました。

例えば横断歩道での左右の確認です。

首を右(または左)に振った時に、斜め方向のぼやけの部分の範囲が普段使っている遠近両用レンズ(スマートライフ)よりも多い感じがしました。

遠近両用レンズはレンズの設計上、流し目(顔を向けずに目だけを横に動かして見ること)の動きに向いておらず、顔ごと見たい物の方に動かしてもらう必要があります。

それが上手にできる方だとそんなに問題にならないかと思いますが、どうしても目だけで横を見てしまう方だと、もしかするとちょっと側方部の見え方が気になるかもしれないなと思いました。

初めて遠近両用レンズを使われる方なら多分そんなに気にならないと思うのですが、オーダーメイドレンズなどのグレードの高い遠近両用レンズを長年使っておられる方だと、ちょっと気になるかもしれないです。

従来の同価格帯の遠近両用レンズに比べると、近くが見やすいなと思いました。

少し離れた場所にあるテレビを見ながら手元の雑誌や新聞を読んだりする、そういった場面では使いやすいのではないかなと思います。

遠近両用メガネだけで日常生活が過ごせている方で、「近くの見え方がちょっと物足りないな・・・」という60代以上の方に、買い替えレンズの候補の一つとしておすすめできそうです。