近くの見やすさにこだわった遠近両用レンズ「ベルーナ クリエージ」を使ってみました【前編】

スタッフ長尾です。

昨年発売された東海光学の新しい遠近両用レンズ「ベルーナ クリエージ」。

遠近両用上級者のニーズに応えるために開発されたレンズです。

※ここで言う上級者とは、老眼度数である加入度が2.00以上必要な世代を指します。(年齢目安60歳以上)

すでに遠近両用レンズを使っているものの、「近くの見え方がちょっと物足りない」といったユーザーのニーズに応えるために開発されたのが、「ベルーナ クリエージ」です。

製品については以前のブログでご紹介しておりますので、こちらをご覧下さい。

使い始めて1ヶ月ほど経ちましたので、使ってみた感想を報告したいと思います。

※レンズの見え方については個人の感想であり、あくまでも主観的な評価になります。度数や眼鏡の装用経験などによっても異なりますし、全ての人が同じように見える訳ではないことはあらかじめご了承下さい。

普段私が使っている遠近両用レンズは、ツァイスのスマートライフというレンズです。

全く同じフレームにレンズを入れて試してみました。

今回使用したレンズの度数は以下の通りです。

R:S +1.25 C −0.50 AX95 ADD2.50
L:S +1.25 C −0.25 AX90 ADD2.50

メガネを複数本使い分けており自宅や店では室内用メガネを使っていますが、お試し期間中はなるべく遠近両用メガネを使うようにしていました。

ベルーナクリエージは、60歳以上の近くが特に見にくい老眼世代のために、近くが見やすいように設計したというだけあって、雑誌や新聞などの紙媒体は読みやすく感じました。

さらに、ツァイスのスマートライフと比べると、タブレット端末の画面が見やすいです

スマートライフピュアは、外出先などでスマホの画面を見る時にはとても見やすいのですが、スマホより画面の大きいタブレット端末ではスキッと見える範囲がちょっと狭く感じました。

タブレットの画面をしっかり見るためには、レンズでよく見える範囲にタブレットを移動させるか、自分自身の顔を動かす必要があるのですが、ベルーナクリエージの場合はその手間がかからないので楽に感じました。

意外だったのが、ノートパソコンの見え方でした。

ベルーナクリエージは、中間の見え方よりも手元の見え方をかなり重視した設計になっているようなのですが、デスクトップパソコンの画面を見ると、ちょっと見にくいなと感じました。

個人的には、ベルーナクリエージでパソコン作業をするのはちょっと厳しいなと感じたのですが、ノートパソコンに関しては思っていたよりも見やすかったです。

デスクトップのモニターよりも下方を見るので(見る距離も近い)、レンズの近方部分で見ると割と見やすかったです。

これはおそらく手元を見る範囲がワイドであることと、近くを見るポイントが今までの遠近両用レンズよりも高い位置に設定されているため、その部分に視線がうまく通ったのだと思います。

とはいえ、単純な入力作業で短時間であれば良いのですが、長時間の作業はやはり遠近両用レンズでは厳しいなと思います。

室内用レンズかデスクワーク用レンズの方が、やはり使いやすいと思います。

もう一つ、自宅で使った時に台所で見やすさを感じました。

まな板の上で食材を切ったり、手に持って皮を剥くときに「おっ、ちょっと見やすいかも」と感じました。

作業する高さや距離にもよるとは思うのですが、私の場合は結構見やすく感じました。

「ベルーナクリエージ」は、近くの見え方に関してはなかなか良いレンズではないかなと思いました。

ただ、良いところもあるのですが、ここはちょっと厳しいなという点もあったので、後編ではそこのところについてお話したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。