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お客様のメガネのご紹介。今回はあえて遠近両用レンズを選択

2020.06.15

スタッフ今堀です。

 

先日お渡しさせていただいたお客様のメガネのご紹介です。

 

 

今回はこちらのメガネのレンズを交換させていただきました。

 

フレームは、以前に当店でご購入いただいたものです。

とても小さいサイズのフレームですが、実は強度用のフレームで、-12.00Dという結構強い近視のレンズが入っております。

 

 

メガネが壊れてしまうと生活ができなくなってしまうくらいの度数なので、もう一本ちゃんとメガネを持っておられ、今はそちらをメインで使っておられます。

(万一の場合に備えて予備のメガネを持っておくことは本当に大事です。)

 

こちらのメガネは予備のメガネだったのですが、できればレンズを調光レンズに交換したいとのご希望でした。

 

 

ちなみに、調光レンズというのは、紫外線に反応してレンズの色が濃くなるレンズです。

室内では普通のメガネとして使え、屋外ではサングラスとして使える便利なレンズです。

 

上の写真は僕が自転車通勤時に使用しているメガネですが、室内ではほぼ無色で(写真左)、外に出るとレンズの色が濃くなります(写真右)。

(天候や気温、紫外線量によって濃さが変わります)

 

 

ところが、ここで一つ問題が発生・・・・

 

 

 

現在お使いいただいているのが、屈折率1.76素材の両面非球面レンズ。

おそらくプラスチックの単焦点レンズとしては最も薄く作ることができるレンズです。

(一般に、同じ度数のレンズであれば、屈折率の高い素材の方が薄く仕上げることができます。)

 

ところが、この屈折率の高い素材に対応した調光レンズがなかなかないのです。

 

市販されているプラスチックレンズの主な屈折率は、1.50、1.60、1.67、1.70、1.74(東海光学は1.76)などで、先ほどもお話した通り、数字が大きくなるほど薄型のレンズということになります。

レンズの性能は薄さだけではないのですが、度数の強い方や見た目を気にされる方には重要な要素です。

 

どこのメーカーも、1.60や1.67素材に対応した調光レンズは作っているのですが、1.74素材に対応した調光レンズとなると、ほとんど作っていないのが現状です。

 

色々探してみて、一応、あることはあったのですが、値段がかなり高額になりそうでした。

 

 

そこで、今回は単焦点レンズで作ることはあきらめて、遠近両用で作らせていただくことにしました。

ちなみに、使用したのは、東海光学の「ベルーナ イージーワン」というレンズです。

 

こちらのレンズは、1.60、1.70、1.76の3種類の屈折率から選ぶことができ、全て調光レンズに対応しております。

 

一般には、単焦点レンズよりも遠近両用レンズの方がお値段は高くなるのですが、高屈折の調光レンズに関しては、こちらを使う方がお安く作れることが分かりました。

(レンズの仕入れ価格や販売価格はお店ごとに異なります。上記はあくまでも当店の場合です。)

 

 

年齢的にはまだ遠近両用レンズは必要ないお客様ですので、当然、遠近両用レンズを使われるのは今回が初めてです。

遠近両用レンズ特有のゆれや歪み、違和感などの心配もありましたが、おそらく大丈夫だろうと判断しました。

 

というのも、実は僕自身もこのレンズを現在使っているからです。

 

僕の場合、手元が見にくいから遠近両用レンズを使うというわけではなく、近業作業時の目の負担を少し減らせたら良いかなという感じでこのレンズを使っています。

(遠近両用レンズの使い勝手がどういうものなのか知りたかったということもあります。)

 

自分が使っているので大丈夫という自信があったので、お客様に事情をお話し、今回はこちらのレンズを使わせていただくことになりました。

 

 

ずっと雨が続いていたので、外で試していただくことはできなかったのですが、取りに来ていただいた時に、店内のUVテスターで色の変わり具合をご確認いただきました。

見え方も特に問題なさそうでした。

 

今回は、「調光レンズを使ってみたい」というご希望だったので、それが叶って喜んでいただけました。

お買い上げいただきありがとうございました。

 

 

調光レンズのテスターも作ってみたのですが、「試してみたい」というお客様から、早速レンタルのご予約をいただきました。

 

店頭にサンプルもございますので、天気の良い日であれば店の外でお試しいただくことも可能です。

気軽にスタッフまで声をおかけ下さい。

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