スタッフ今堀です。
10月の展示会で予約をしていたTAYLOR WITH RESPECT(テイラーウィズリスペクト)の新作が入荷しました。
今秋は4型の新作が発表され、その内の2型は既に先月入荷しており、ブログでも紹介させていただきました。
入荷がまだだった残りの2型も入荷しましたので、今日と明日のブログでそれぞれご紹介したいと思います。
本日ご紹介するのはこちらのモデルです。

valley(バレー)
サイズ:49□20-143
カラー:Gradation Black
67,100円(税込)
テイラーではおなじみのクラウンパントシェイプのモデル。
ただ、これまで発売されたクラウンパントのモデルとは異なり、ブリッジが2本あるツーブリッジのデザインとなっております。

valleyのフロントパーツにはアセテートというプラスチック素材を使用しているのですが、アセテートは経年変化しやすい素材で、使っている内に変形してしまうことがよくあります。
それを防ぐためにT-スパインと呼ばれるオリジナルの金属パーツが使われております。

以前発売された同じクラウンパントシェイプのモデル、void(ボイド)にもこのT-スパインが使われております。

valleyにもT-スパインが使われているのですが、voidのようにブリッジパーツが一体となったデザインではなく、まっすぐな形状でフロントの上部分だけを裏から支える形状になっています。

ブリッジの上からT-スパインが見え、前からメガネを見た時に、まるでブリッジが2本あるツーブリッジのフレームのように見えるというユニークなデザインになっております。

ツーブリッジのように見えるvalleyですが、2本のブリッジの素材と太さ、そしてカラーが異なっております。
下側のブリッジが太くて色も濃いのに対し、上側のブリッジ(T-スパイン)は線が細くて色も薄いため、若干上側のブリッジの方が印象が弱くなっております。
2本とも同じ太さだとブリッジの印象が強くなり、「いかにもツーブリッジのフレーム」という感じになるのですが、ブリッジの存在感を少し薄めることで掛けやすいデザインに仕上がっております。
ツーブリッジのフレームと呼ぶよりは、+1(プラスワン)ブリッジのフレーム、そっちの方がしっくり来るんじゃないかなと個人的には思っております。

他のT-スパインのモデル同様、テンプルが二又に分かれたダブルSラインテンプルが使われております。

dune(左)
クラウンパントのブラスチックモデル、dune(デューン)が店頭にあったので、比較してみました。

duneはT-スパインが付いていないので、(変形しにくいように)厚いプラスチック生地が使われております。
フロントのボリューム感があって、これはこれでカッコいいですね。

valleyはT-スパインがあるのでだいぶ薄い生地が使われております。
リムの太さも違うので、同じプラスチックでも印象がだいぶ変わります。
なるべくメタルフレームに近い細くてすっきりしたプラスチックフレームを掛けたい方には、T-スパインのモデルがおすすめです。

ちなみに、僕もslick(スリック)というツーブリッジのモデルを使っております。
ツーブリッジのフレームを掛けるのは初めてだったので、最初はちょっとだけ抵抗がありましたが、今はすごく気に入って使っております。
ツーブリッジのデザインということで抵抗感を感じられる方もおられるかもしれませんが、意外と掛けやすいモデルだと思いますので、ぜひ店頭でお試しになってみて下さい。
本日ご紹介したテイラーウィズリスペクトのメガネが気になった方は、ブランドの紹介ページもぜひご覧になってみて下さい。
店内在庫商品の一部はこちらからご覧いただけます。



