老眼鏡で見える範囲は、年齢によって変わってきます③

 

スタッフ長尾です。

老眼鏡で見える範囲(手元30cmからどこまで離れたところまでが見えるか)は年齢により変わってきます。パソコンなどのデスクワーク作業のメガネを選ぶ際に重要になってきます。

 

今回は50歳代、老眼現在進行中の場合です。

 

この年代の老眼鏡で見える範囲は、手元30cmからだいたい50cmぐらいまで離れたところです。

テーブルに新聞を広げて読んだりキーボードは大丈夫だけど、パソコンのモニター画面がちょっとボヤけて見える状態です。

 

 

弱くなった調節力を補う老眼鏡度数が少し強くなるので、老眼鏡で見える範囲に奥行きがなくなる為です。40代の老眼鏡で見えていたモニター画面は、近づかないと見えなくなります。

 

 

最初にあげられる解決策の一つがデスクワーク用レンズです。

老眼鏡よりも見え方に奥行きがあり少し離れた70〜100cmまで見ることができます。(レンズタイプによります)

デスクワークはお手のものという感じですね。

 

ただこのレンズだと、歩き回るということには向いていません。1m離れた先はぼやけて見にくいのです。(ボケに慣れれば歩けなくもありませんが・・・)

「歩ける」となると遠近両用メガネですが、40代では万能だった遠近両用メガネも50代では使い難いものになってきます。

 

 

 

この解決策としておすすめなのが室内用レンズです。遠くの見え方はちょっと諦め(!?)室内5m以内がよく見える室内用メガネです。

 

 

室内用レンズは真っ直ぐ正面を向いた時に、5mより手前がよく見えるエリア(黄緑色の部分)に視線が通ります。人は5m先を見るためにも調節力を使っています。そこの部分をレンズでカバーしてやれば、パソコンのモニター画面の距離にピントを合わせるのが楽になります。

さら近くを見るために老眼度数でカバーしてあるエリア(ピンク色の部分)で見れば近くも楽です。

 

 

そして室内用メガネは歩くことできます。室内用を歩くことを基本としていますが、外出時に使っていただいても大丈夫です。特にお買い物時に商品の値段や、消費期限(賞味期限)などとても見やすいです。

室内用メガネなので車の運転は不可です

 

私もつい最近までは室内用メガネで読書もしていたので、普段用メガネとして個人的にもおすすめです。

 

長時間座りっぱなしのパソコンハードユーザの方や、モニター画面に近づき細かいものをご覧になる場合は、パソコン用・お出かけ用とメガネを使い分けていただくことをご提案しております。

 

次回は60代のレンズ選びです。(スタッフ長尾もまもなく突入する年代)

 

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