コンビネーションフレーム
2018.06.17
スタッフ今堀です。
メガネのフレームを素材別に大きく分けると、
プラスチック系とメタル系に分けられます。
大抵のフレームはどちらかのタイプになるわけですが、
フレームの中には、この二つの異なる素材を組み合わせて
作られているそんなフレームもあります。
その名もコンビネーションフレーム。
略してコンビフレームと呼んだりもします。
クラシックなデザインのフレームで使われることが多いのですが、
最近はそういうデザインが流行っていますので
見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
本日は当店にあるフレームの中から
このコンビネーションフレームを2型ご紹介したいと思います。
isoTope (アイソトープ)
IS-511
サイズ:48□21
カラー:③
37,800円(税込)
TAYLOR WITH RESPECT (テイラーウィズリスペクト)
union
サイズ:49□20
カラー:03
41,000円(税込)
どちらのフレームも、
フロント(前枠)部分はプラスチックになっています。
ただし、全体がプラスチックで作られているわけではなく、
左右のレンズをつなぐ真ん中のブリッジと呼ばれる部分、
このパーツには金属が使われています。
メタルフレームと同じように
鼻パッドを付けるためのクリングスと呼ばれる部品が付いているので、
角度なども調整することができます。
テンプル(ウデ)部分も金属素材のものが付けられています。
プラスチックで太いテンプルが使われているフレームだと、
テンプルにしなりがなく、がっちりしたホールド感になりやすいです。
頭を締め付けられるような感じがしたり、
こめかみ部分の圧迫感が気になることもあります。
コンビネーションフレームの場合は、
細身の金属素材や弾力性のある金属素材などを使うことで、
程よいホールド感が得られるソフトな掛け心地にすることもできます。
見た目はプラスチックフレームに近い感じになるので、
プラスチックフレームならではの存在感や生地の美しさなどを生かしつつ、
メタルフレームのような掛け心地の良さも実現することができます。
ただ、作っているメーカやブランドによって全然違いますので、
一概にコンビネーションフレームだから掛け心地が良い
というわけではありません。
また、コンビネーションフレームならではの欠点もあります。
フロントとブリッジ、テンプルが完全に一体ではなく、
ネジなどで固定することになるので、
ネジの緩みによってガタツキが発生したりします。
さらに、オールプラスチックのフレームに比べると値段が高くなります。
本日ご紹介した2本のフレーム、
店頭に並んでおりますのでご試着いただくこともできます。
気になった方はぜひお店で掛けてみて下さい。