ツァイスの遠近両用レンズ SmartLife(スマートライフ)レンズを使ってみました(前編)

スタッフ長尾です。

今年の秋から本格的に取り扱いが始まりましたZEISS(ツァイス)レンズ。

メーカー担当営業さんのご厚意により遠近両用レンズをモニターさせていただけることになりました。

今回はそのレビューを皆さんにお伝えしたいと思います。

※レンズの見え方については個人の感想であり、あくまでも主観的な評価になります。全ての人が同じように見える訳ではないことはあらかじめご了承下さい。

ツァイスの遠近両用メガネレンズは大きく分けると次の3つの種類があります。

  • SmartLife(スマートライフ)レンズ デジタル時代のライフスタイルをサポートするメガネレンズ
  • DriveSafe(ドライブセーフ)レンズ 運転のために最適化されたメガネレンズ
  • Office(オフィス)レンズ 室内での使いやすさを重視て最適化されたメガネレンズ

担当営業さんに「どのレンズでも良いですよ」と言っていただいたので、日常使用としておそらく一番ニーズが高いであろうと思われるSmartLife(スマートライフ)レンズをモニターすることにしました。

ちなみに、少しややこしいのですが、SmartLife(スマートライフ)レンズという商品カテゴリーの中に、単焦点レンズ、遠近両用レンズ、デジタルレンズ(調節サポート)があり、今回私が選んだのは、スマートライフ遠近両用レンズになります。

デジタル化された現在の社会では、いつでも、どこでも、好きな場所で、ブラウジング、ダブルタップ、ズーム…などをして、人々は常に世界中と繋がっています。周囲に注意を向けながら、スマートフォンやラップトップ、タブレットPCなどを使っていることでしょう。

そんな、移動中でも世界中と繋がり続ける、今日のデジタル時代のライフスタイルをサポートするメガネレンズが登場しました。

ZEISS公式サイトよりSmartLifeレンズ

スマートフォンなどのデジタルデバイスが普及し、日常的にこれらを使用する機会が増えた今日のデジタル時代に対応すべく開発されたのがスマートライフレンズです。

スマートライフ遠近両用レンズには下記のような特長があります。

  • レンズ注文時に使用するユーザーの年代を選択。年代別の平均瞳孔サイズも考慮した設計。
  • スマートフォンを見る時の視線を考慮し、レンズ近用部分を最適化。

スマートライフレンズを使ってみた感想

出来上がったメガネをかけた瞬間感じたのが、「視界がクリア」ということでした。

これまで使ってきた遠近両用レンズと同じ度数で作ったのですが、スッキリ(これしか言いようがない)と見えます。

例えて言うならば、「夏の夜空」と空気の澄んだ「冬の夜空」ぐらいの差があり、美しいと表現してもいいかもしれません。

カメラレンズで有名なメーカーだけあって、クリア感が良いなと思いました。

スカッと見える感じがします。(あくまでも個人の感想です。)

次に感じたのは、スマホの画面が見やすい!ということです。

遠近両用レンズなので、もちろんそのまま顔を下げても見えないのですが、スマホの画面を近用部の位置にもってきた時に何の苦もなく画面が見えました。

これまで使ってきた他メーカーのレンズの場合、ちょっとスマホを離したりとか、顎を動かして微妙に位置調整が必要だったのですが、このレンズは自然な感じで見ることができます。

遠近両用レンズを使ったことがないかたにはピンと来ないかもしれませんが、ちょうどスマホの画面に合わせて近用部がピタッとはまる感じです。

スマートフォンの画面サイズや、画面を見る時の視線などをかなり考えて設計されているなと思いました。

ただ、タブレットに関しては若干見難いなと感じました。

タブレットはスマホに比べて画面が大きいので、少し離して見た方が見やすかったです。

とはいえ、ちょっと検索して結果を見るだけならそう問題はないです。

新聞を見たり、タブレットを見る場合には、今まで使っていた他社の遠近両用レンズの方が見やすいのかなという気がします。

他にもちょっとこういう場合には使いづらいなということがあったので、次回はそのことについて書きたいと思います。