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その目の疲れ、ブルーライトカットのメガネで大丈夫?

2020.03.20

スタッフ今堀です。

 

先日、とある企業から届いたメルマガをたまたま読んでいたのですが、冒頭にそのメルマガ担当者の近況報告が書かれてありました。

 

大体こんな内容だったと思います。

 

「仕事でパソコンの画面を長時間見ることが多く、それ以外の時間もスマホをよく見ています。そのせいなのか、最近目が重たい感じがし、ゴロゴロした感じもあります。」

(文章はそのままではなく、一部変更してあります)

 

 

普段の生活でかなり目を酷使されているんだなあというのが伝わってきました。

若い方なのかなあと思いながら読んでいました。

 

きっと眼科に行くことにしたんだろうなと思っていたのですが、その続きを読むと・・・

 

ブルーライトカットメガネを買いました。使うのが楽しみです」と続いておりました。

 

 

眼科を受診して涙液の状態を調べてもらったり、スマホを見る時間を積極的に減らしたりするなどして今の視生活を変えないと、余計にひどくなるのではないかなと心配になりましたが、その方はブルーライトカットのメガネで何とかなるかなと思われたようです。

 

また、つい先日のことですが、20代のお客様が深視力の相談に来られました。

近視や乱視もなく、メガネを掛ける必要は特になかったのですが、度なしのメガネを使用されていました。

 

お話を伺うと、「最近、スマホを見る時間が多くて、すごく目が疲れるので、ブルーライトカットのメガネ(度なし)を買って使っている」とのことでした。

 

先ほどのメルマガの記事を書かれていた方と同じような対応ですね。

 

 

「目の疲れの原因はブルーライト。だからブルーライトカットのメガネを使えば良い」

 

そんな風に思っておられる方が最近多い気がします。

特に10代や20代の若い方に多いのではないかなと思います。

 

これは、メガネのレンズメーカや大手眼鏡チェーン店などが、「パソコン用メガネ」や「スマホ用メガネ」と謳ってブルーライトカットレンズを宣伝したことが影響しているのではないかなと思っております。

 

同じ業界で働いているものとしては、少し責任も感じています。

 

 

確かに、ブルーライトはエネルギーが強く、目に有害な光ではあります。

寝る前にブルーライトに当たることで、睡眠への影響が出ることも指摘されています。

 

個人差はあるのですが、ブルーライトカットのレンズを使うことで、パソコンやスマホのモニターを見た時のチラツキが抑えられ、眩しさに対する目の疲労感を和らげる効果も期待はできます。

 

ただ、多くの人が感じている目の疲れ(特に若い方の場合)は、ブルーライトが主な原因ではなく(無関係とは言いませんが)、近い距離を長時間見続けていることによって起こっている場合が多いと思います。

 

 

その場合、まずやらなければならないことは、目を休めることです。

近くだけではなく遠くを見たり(遠くを見ることで目はリラックスできます)、スマホを見る時間をできるだけ減らすことが大事です。

 

ところが、ブルーライトが目の疲れの原因と思い込み、「ブルーライトカットのメガネさえ掛けていれば大丈夫なはず」

そんな風に思って、今までと同じようにパソコン作業をしたり、スマホを長時間見ていると、ますます目の疲れがひどくなってしまいます。

 

たとえば、マラソン好きの方が、オーバーワーク(トレーニングのし過ぎ)で体調を崩してしまったとします。

体調を回復させるのに必要なのは休息なのですが、本人は「シューズのインソールが悪いからだ」と思い込み、インソールを別のものに変え、「さあ、これでもっと練習ができるはず!」とさらに練習量を増やしたとしたらどうでしょうか?

 

体調が良くなるどころか、からだをこわしてしまいますよね。

 

これと同じように、目の疲れを自覚していても、視生活を改善しようするのではなく、ブルーライトカットメガネに対する過剰な期待や安心感によって、目に負担がかかる生活をこれまでと同じように続けてしまうと、さらに症状を悪化させてしまうことになりかねません。

 

 

スマホは画面が小さいのでどうしても見る距離が近くなってしまいます。

見る距離が近くなると、ピントを合わせるための調節力もより必要になります。

また、目を内側に寄せる力も必要になるので、目の負担が増大します。

 

10代や20代の若い方の場合、調節力が十分にあるので、本来ならそれほど目の疲れを感じることは少ないはずなのですが、スマホが普及してから目の疲れを訴える方がすごく増えました。

 

当店に来られるお客様には、「ウェブサイトなどの長い文章を読む場合は、スマホではなくてパソコンやタブレットなどの画面が大きいものを使って見て下さい」とお話させてもらいます。

 

画面が大きくなれば、少し離して見ることができます。

スマホの小さい画面に顔を寄せて見ているよりは、目の負担も少しは軽減されます。

 

 

また、近業作業をする際には、途中で窓の外の景色などを見たりして、目をリラックスさせることをおすすめしています。

 

ゲームなどに集中してしまうと、瞬きの回数が減ってドライアイのリスクも高くなるので、あえて休憩する時間を作ったりするこもとても大切です。

 

眼鏡店でしっかり度数を測定して作ってもらったメガネであったとしても、近業作業が多かったり、スマホを見る時間が長ければやはり目は疲れます。

ブルーライトカットのメガネを買いに行く前に、こうしたことを意識して取り入れてみてもらえば良いと思います。

 

ただし、それでも良くならない場合には、眼科を受診して目の状態を調べてもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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