スタッフ今堀です。
あまりの暑さのためか、午後になるとほとんど人が来なくなる日が続いております(笑)
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この時期になるとよくあるのが、「汗をかくとメガネがすぐにズレてきて困る」というお問合せです。
しっかりお客様のお顔に合わせてフィッティング(フレームの調整)をしていても、汗で滑るとメガネはズレてしまいます。
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そういった場合によくおすすするのが、シリコン素材のパーツです。
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2021/02/プトゥリ紹介プラスチックフレーム鼻パッド独立.jpg)
たとえば、鼻の上でレンズの重さを支えている鼻パッド。
通常は少し硬め(ハードタイプ)のプラスチックのパッドが付いております。
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これをシリコン素材の柔らかいタイプに交換することができます。
(交換時に元々付いていたものと若干形状やサイズが変わる場合があります。)
シリコンのパッドは表面がツルツルしていないので汗をかいても滑りにくく、これに変えるだけで結構メガネがズレにくくなります。
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/RF037ブラック④.jpg)
最近はチタンの鼻パッドを使うブランドが多く(ちょっとした流行り?)、特にデザイナーズブランドに多い傾向があるのですが、表面がツルツルしているので夏場は結構滑ったりします。
ちなみに、冬場はメガネをかけた瞬間ちょっとひんやりします(笑)
チタン製なので耐久性はあるのですが、鼻パッドとしては若干使いづらい部分もあります。
見た目はすごくカッコいいのですが(笑)
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/テイラーdome②.jpg)
当店で人気の眼鏡ブランド、テイラーウィズリスペクトもチタンの鼻パッドを使っているので、オイリー肌の方や汗かきのお客様の中にはシリコン素材のパッドに交換される方も結構おられます。
(当店でご購入いただいたフレームにつきましては、初回は無料で交換させていただいております。)
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/ハイストップ加工①.jpg)
鼻パッド以外にもう一つよく使うのが、耳にかかる先セル部分に取り付けるシリコンチューブです。
先セルにこれを取り付けるだけの単純な方法なのですが、これでかなり滑りにくくなります。
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/ハイストップ加工②.jpg)
女性の場合は、シリコンの鼻パッドにするとファンデーションが剥がれやすくなってしまうので、鼻パッドは交換せずにこちらを使ってメガネをズレにくくすることもあります。
どちらかを変えるだけでもだいぶ滑りにくくなりますが、可能であればシリコンの鼻パッドとシリコンチューブの合わせ技でメガネをズレにくくします。
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これだけ書くと良いことばかりに思えるのですが、シリコン素材ならではの欠点もあります。
たとえば、シリコンチューブは取り付けるとズレにくくはなるのですが、滑りが悪くなのでメガネを掛ける時にちょっと掛けづらくなります。
それから、どちらのパーツも紫外線などで劣化や変色しやすく、ある程度時間が経つとちぎれてしまったりすることも多いです。(上の写真の左側が変色したシリコンパッドです。新品に比べると透明感がなくなっているのが分かります。)
大体半年〜1年くらいで交換していただく必要があります。
ただ、元々がそんなに高いものではないので、コスト的にはそこまで負担にはならないかなと思います。
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/ハイストップ加工③.jpg)
どちらの方法でも簡単に元の状態に戻すことができるので、とりあえずしばらく試してみるということもできます。
レンズが重たくなってしまう場合や、メガネがずれやすそうな方の場合には、こちらからシリコン素材に変更されることをご提案させていただくこともあります。
![](https://www.megane-imahori.co.jp/wp-content/uploads/2023/04/テイラーjuxハイストップ2.jpg)
僕自身はどちらも使っていなのですが、スタッフ長尾がシリコンチューブを使っております。
見た目がどんな感じになるのか見てみたいという方は気軽に声をおかけ下さい。