スタッフ長尾です。
ツァイスのデスクワーク用レンズBookのモニターを始めて3ヶ月が経ってしまいました。
本日はデスクワーク用レンズBookをモニターする前に予想していた「少し離れたところの見え方の違い」についての感想を書いてみたいと思います。
※レンズの見え方については個人の感想であり、あくまでも主観的な評価になります。
※度数やメガネの使用経験などによっても見え方は異なり、全ての人が同じように見える訳ではないことはあらかじめご了承下さい。
モニター開始時のブログはこちらです。
HOYA・東海光学とのレンズ設計の違いなども書いております。
ツァイスのBookは自宅で、東海光学のデスクワーク用レンズ「デジラク」と日により掛け替えて使っています。
我が家の奥行きがないテーブルのパソコンの見え方良くも、これまで使っているデジラク同じように快適に使っております。
手元やモニター画面の見え方は大差ないのですが、少し離れたところの見え方に違いがあり、ツァイスのBookが見やすく「見え方が安定している。」ように感じます(個人の感想です)。
デスクワーク用レンズなので、1mほど離れたところの見え方は重要ではないかもしれません。しかし、作業途中でモニタ画面から視線をずらして窓の外を見ることもあります。
その時の景色は当然ぼやけて見えるのですが、そのぼやけた見え方に安定感がある気がします。
店の中の見え方で言えば、テーブルのノートパソコンから正面を向いた時に、フレームのストックを入れたケースのラベルの文字が読めます。それより先はぼやけてはっきりと見えません。向かいの鏡に映った自分姿は画像通りの見え方です。
東海光学のデジラクは、手元の度数を基準に離れたところが見えるように、レンズの上部に向かって度数が変わっていきます。(右上の画像)
ツァイスのBookに比べると少し離れたところが揺らいでいる(安定しない)ように感じます。
ブログを書きながら気づいたのですが、Bookは初めて掛けた老眼鏡の見え方によく似ています。
老眼鏡はレンズの度数は一つだけなので、レンズのどこでも同じ度数が入っているので(上右の画像)見え方がよく、老眼度数も弱いので1〜2m先までは(ぼやけながらも)見ることができました。
自分の部屋の中では掛けっぱなしで歩き回っていて、そのような感覚でBookを使っていることに気づきました
椅子に座りっぱなしではなく、デスク周りをウロウロしてしまう私にとってはBookは使い勝手がよいレンズです。
年齢を重ねると不便なこと面倒なことが増えていきますが、Bestは難しくてもBetterな方法を見つけることは出来ると思います。私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いでございます。
デジラクは跳ね上げフレームで作っているので、自宅内でウロウロするときは跳ね上げて裸眼で見たりしています。