遠視スタッフの感想 メガネの複数所持(使い分け)の有り難みを実感しています

スタッフ長尾です。

視力はよかったのですが、実は遠視だとわかりメガネを使うよになってかれこれ二十有余年。メガネ一本だけで何もかも(遠くから近くまで)見えていた頃とは違い現在はメガネを複数所持しています。

遠近両用 ・室内用(2種類)・デスクワーク用(読書用と兼ねる)と3種類を使い分けています。

遠視と言うと「遠くがよく見える目」だと思われがちですが、実は結構厄介な目なのです。

遠くを見た時に網膜上に焦点を結べないのです。(網膜の後方でピントが合ってしまう)
ピントが合っていないので本来なら遠くがぼやけて見にくいはずなのですが、遠視の人って視力が(裸眼で)抜群に良かったりします。

と言うのも、網膜の後方で合うピントを自身の力(調節力)で網膜上に無理やり合わせることができるからです。

その引き寄せる力は近くのもを見る時に使うものであるため、近くを見る時はさらに大きな力を必要とします。遠くを見る時も近くを見る時も力を使うので、遠視は疲れやすい目でもあります。

若い頃は体力もあり調節力も豊富に持ちあわせていますが、年とともに衰えてきます。私が今ちょうどその時期で、あれほどよく見えていた遠くの景色がスッキリとは見えなくなってきました。

当然近くはボヤボヤのボケボケで、パソコンのキーボードの文字もメガネ無しではサッパリ分かりません。

普段の仕事は遠くより近くを見ることが多く、パソコン作業は室内用メガネのロングタイプで、レンズの加工などはワイドタイプと結構細かく使い分けています。

ほんの二十数年前は遠近両用と老眼鏡があればそれで事足りるだろうと思っていましたが、さらに細かく複数メガネの使い分けをする事になるとは!最近しみじみと複数メガネの有り難みを感じているところです。

遠視は歳をとってから苦労する目ですね。