スタッフ長尾です。
本日ご紹介する客様のメガネは、お作りいただいたのは少し前の「5月」のことで、ご紹介がすっかり遅くなってしまい申し訳ありません。
ですが、眩しい季節本番を迎える今だからこそのメガネをご紹介させていただきます。
朝と夕方に、ご自宅から駅まで「娘さん母娘」の送り迎えを車でされているお母様のメガネ(サングラス)です。

BP-3314 FAVA
サイズ:47□20-141
カラー:3 Deep Green
品番名にある「FAVA(ファヴァ)」とは「そら豆」という意味。
よく見ると、フロント(前枠)の目尻部分にコロンとしたグリーンのアクセントがあしらわれています。
この、お豆が芽吹いたような、あるいはそら豆のような愛嬌のある形がなんとも言えずおしゃれです。

分類としては「ラウンド(円形)」に属しますが、真ん丸ではなく少し潰れたような個性的な形です。
個性的でありながら優しくお顔に馴染み、知的な印象に見せてくれます。
「せっかく作るなら、掛けていて楽しいメガネにしたい」 そんな想いで選んでいただきました。

通常はプラスチックやシリコンで作られることが多いテンプルの先端(耳にかかる部分) は、「セラミック(陶器)」が使われています。
ツルンとした白い質感は、まるで本物の白いお豆がポチッとあしらわれているかのようです。
この「FAVA」に組み合わせたのが、今回の主役とも言える機能レンズ、HOYAの可視光調光レンズ「センシティーダーク」です。

朝と夕方に、ご自宅から駅まで「娘さん母娘」の送り迎えを車でされているので、お悩みとご要望は、とても具体的で実用的なものでした。
- 朝夕の運転時、とにかく眩しいのでサングラスにしたい
- でも、メガネを2本持ち歩いて、車内に入るたびに掛け替えるのは面倒
- だから「調光レンズ(光で色が変わるレンズ)」にしたい
- そして「車の中でもしっかり色が変わってほしい!」
通常の調光レンズは「紫外線」に反応して色が変わるため、実はUVカットガラスに囲まれた車内では、ほとんど色が濃くなりません。
「車でも色を濃くしたい」というご要望を叶えるため、光そのもの(可視光)に反応するレンズをご提案しました。

一般的な調光レンズは、紫外線カットガラスが採用されている車内では透明なままになってしまいます。
しかし、この「センシティーダーク」は、紫外線だけでなく「可視光線(目に見える光)」にも反応して発色します。

そのため、UVカットガラスに遮られた車内であっても、フロントガラスから差し込む眩しい光に反応し、レンズカラーが濃くなって眩しさを抑えてくれます。
*ブラウンカラーのサンプルレンズです。

レンズカラーは、フレームの目尻にあるグリーンパーツに合わせて「グリーン」をチョイス。
フレームとの一体感がぐっと高まり、おしゃれさがアップしました。
出来上がったがったメガネをお渡しする際、一度お店の外(屋外)へ出ていただきました。

すると…… ものの数秒、あっという間にレンズが美しいグリーンへと変化!
これにはお客様も、 「えっ、もうこんなに色が変わっているんですか!?」 と大変驚かれていました。
さらにお客様がそのあと仰ったこの一言。 「でも、色の変化(暗くなったこと)に全然気がつきませんでした!」
そうなんです。調光レンズは視界の明るさをとても自然にコントロールしてくれるため、掛けているご本人は不自然な暗さを感じることなく、常にナチュラルで快適な視界が保たれます。
「気がつけば、いつの間にか眩しくない」という、ストレスフリーな優しさを実感していただけた瞬間でした。

お渡しから少し時間が経ち、日差しが一段と強くなってきた今日この頃。
娘さんやお孫さんを乗せて走る朝夕の道で、このメガネが大活躍してくれていると嬉しいです。
快適サングラスをお買い上げいただきありがとうございました。
💡 事前に知っておきたい「可視光調光レンズ」の特徴
とても便利な可視光調光レンズですが、お使いいただく上で知っておいていただきたい大切なポイント(特徴)があります。
1.車内での濃さは「本来の濃さ」よりは少し控えめになります
車内でもしっかり色が変わるのがこのレンズの強みですが、フロントガラスなどで光が一部遮られるため、屋外の太陽の下で発色する「本来の最大濃度」に比べると、車内での発色はややマイルド(中間的な濃さ)になります。
それでも、運転時の眩しさを防ぐには十分な効果を発揮してくれます。
2.お部屋に戻ったときの退色(元の透明に戻るスピード)は少しゆっくりです
紫外線だけに反応する調光レンズに比べると、目に見える光全般に反応する分、屋内に入った後に「元のクリアな状態」へ戻るスピードが少しゆっくりです。
お買い物などで急に明るい屋外から暗い店内へ入った際などは、少しの間レンズに色が残る特徴があります。
