初めての度付サングラス。フレームの選び方①

スタッフ今堀です。

 

最近、度付サングラスを作られるお客様が増えて来ました。

紫外線や眩しさ対策、夏休みの旅行に向けてなど、

度付サングラスのご相談を受ける機会が多くなっています。

 

 

視力が良くてメガネが必要ない方や、

コンタクトレンズを使用されている方であれば、

既製品のサングラスを買って使えば問題ありませんが、

眼鏡ユーザーの方の場合はそうもいきません。

メガネと同じように度の入ったレンズが必要になります。

 

メガネと同じ感覚で、

「このサングラスに度付レンズを入れたい」と思っても、

「このサングラス(のフレーム)では無理です」とか、

「特殊なレンズが必要になるのでかなり高価になります」とか、

そんな風に言われてしまうこともあります。

そこで、初めて度付サングラスを作られる方向けに、

フレームとレンズの選び方を簡単にご説明したいと思います。

 

まず、今回はフレームの選び方についてです。

度付サングラスを作る場合に使うフレームには、

大きく分けると、主に次のような4種類のフレームが考えられます。

(厳密にはこんな分類があるわけではありません)

 

 

①眼鏡用(として販売されている)フレーム

②サングラス(として販売されている)フレームで、

標準的なカーブのレンズが使われているもの。

③サングラス(として販売されている)フレームで、

標準より深いカーブのレンズが使われているもの。

④スポーツ用サングラスのフレーム。

(深いカーブのレンズが使われ、フレーム本体も大きく湾曲している。)

 

今日はこの中の①についてお話したいと思います。

度付サングラスを作る場合、

サングラスとして販売されているフレームを使わなければいけない、

そんな風に思っておられる方もおられますが、

眼鏡用フレームに度付のカラーレンズを入れることで、

度付サングラスを作ることもできます。

 

 

度付サングラス用に新たにフレームを購入しなくても、

今使っているメガネのレンズをカラーレンズに交換したり、

使わなくなったフレームのレンズを入れ替えたりすることも可能です。

(年数がかなり経っていて劣化しているフレームはおすすめしませんが・・・)

 

 

 

上の写真は、眼鏡用フレームとして販売されているものです。

元々は無色のレンズが入っていたフレームに、

カラーレンズを入れてサングラスにしてみたものです。

「サングラスにしてみてもカッコいいですよ」

とお話するのですが、なかなかイメージしづらいので、

当店では、あえてこんなことをして陳列している商品もあります。

 

 

こちらは海外のブランドの眼鏡フレームですが、

(入荷時は無色のレンズが入っていました。)

「眼鏡として使うとちょっと派手だな」というデザインでも、

カラーレンズを入れてサングラスにすることで、

意外と抵抗なく掛けられたりします。

 

眼鏡ユーザーの方が度付サングラスを作る場合に、

眼鏡用フレームを使うのは、一番手軽な方法だと思います。

そして、メリットも結構多いです。

 

 

眼鏡用フレームは、機能性や掛け心地にこだわったものが多く、

サングラス(のフレーム)に使われている素材に比べて、

チタンのように軽くて錆びにくい素材を使っているものも多いです。

基本的には、毎日使うことを前提に作られているので、

フレーム自体がしっかり作られているものが多いです。

フィッティング(調整)がちゃんとできるようにも考えられています。

(そうではないものも時々ありますが・・・)

 

一方、サングラスとして販売されているものは、

どちらかというと、一時的な使用を前提としており、

(夏の間だけとか、運転の時だけとか)

そこまで素材や掛け心地の良さにはこだわっていません。

そもそも度付レンズに入れ替えるなんてことを想定せず、

そのまま使うことを前提に作られているものも多くあります。

 

デザイン性をより重視して作られているので、

掛け心地などは二の次になっているものも結構あります。

海外製のプラスチックフレームのサングラスを購入したものの、

鼻パッドの部分が欧米仕様になっているため、

鼻にうまく当たらず、すぐにずれ落ちてしまったり、

頬っぺたにフレームが当たってしまう、

そんな経験をされたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 

それ以外にも、度付サングラスを作る場合に、

眼鏡用フレームを使うことには大きな利点があります。

それは、通常のメガネを作るのと同じ感覚で作れるということです。

最近のサングラスの多くは、カーブの深いレンズが使用されています。

度付にする場合には、それに対応した特殊なレンズが必要になります。

(普通のレンズに比べるとお値段が高くなります。)

でも、眼鏡用フレームの場合は、ほとんどが通常のレンズで加工できます。

なので、レンズが色付きになるくらいの違いです。

 

 

単焦点レンズであろうと、遠近両用レンズであろうと、

メガネを作る時の値段にカラー代が追加されるくらいの差です。

調光レンズや偏光レンズと呼ばれるレンズを使用する場合は、

ちょっと話が変わって来るのですが、

通常のカラーレンズであれば、数千円追加するくらいで済みます。

(ただし、フレーム本体の価格が高くなると、

サングラスにした時の全体の価格も高くなってしまいます。)

 

また、レンズのサイズが大きくなるほど、

レンズの厚みや重量は増えてしまうのですが、

眼鏡用フレームのレンズサイズは、

サングラスに比べると一般的に小さめなので、

厚みや重量もそこまで気にしなくても大丈夫です。

(度数の強い方の場合は気にしなければいけませんが)

 

このように、普通の眼鏡用フレームに度付のカラーレンズを入れて、

度付サングラスを作ると、結構利点が多いです。

あえてデメリットを挙げるとすれば、

デザイン性がやや劣るということでしょうか。

 

 

 

 

眼鏡用フレームは、

あくまでも視力補正のために使うことを前提として、

実用性をかなり重視してデザインされているので、

あまり奇抜なデザインや、掛けにくいフレームはメーカーは作りません。

強い近視の人や遠視の人が使う場合もあるので、

そういうレンズでもちゃんと入れられるように作ってあります。

 

一方、サングラスとして発売されているものは、

そのまま使う(度入りにはしない)前提で作られているので、

結構自由にデザインされています。

(中には度付対応を考えてデザインされたサングラスもあります。)

なので、デザインがカッコいいものが多いですよね。

 

思いがけず長くなってしまったので、今日はこれくらいにしておきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回はサングラス(として販売されているもの)のフレームに、

度付レンズを入れる場合のメリット、デメリットについてお話したいと思います。