スタッフの商品レビュー スペックエスパスES-6093

スタッフ今堀です。

 

スタッフが自分で実際に商品を使って試してみた感想を書く

 

 

スタッフの商品レビュー

 

 

本日ご紹介するのは、僕が今掛けているこちらのフレームです。

spec ēspace (スペックエスパス)  ES-6093

サイズ:54□16

カラー:No.477 brown / orange

41,000(税込)

 

もともと「自分が掛けてみたい」と思ったことがきっかけで

取り扱いをスタートしたブランドでもあるので、

サングラスを含めると、既に3本スペックエスパスのフレームを持っています。

 

 

スペックエスパスのフレームは大きく分けると、

テンプル(腕)が折りたためなくて、

上の写真のようにサイドの空間に引っかけるタイプと、

普通のメガネフレームのようにネジで折りたためるタイプがあります。

使いやすさという点ではこちらのタイプの方が使いやすく、

当店でもこちらの方が人気があります。

 

ただ、僕は断然引っ掛けるタイプが好きです。

実際、持っているフレームは全て引っ掛けるタイプです。

1枚のシートメタルを切り抜き、

ネジやロー付け(金属どうしをくっつけること)は使用せずに、

これだけでフレームとして成立するように考えられたデザイン。

このデザインがやっぱりすごく好きです。

 

ちなみに、「ロー付けをしない」という加工方法のために、

これまでのモデルはレンズに溝を掘ってナイロンの糸で固定する

そういうタイプのフレームだったのですが、

僕が使用しているES-6093は、

実はロー付けによって金属のリム(フチ)が付いています。

ですので、通常のフルリムタイプと同じように加工することができます。

 

ナイロン糸で固定するタイプだと、

度数によってはレンズがすごく薄くなってしまい、

溝を掘るのが難しかったり、レンズが割れやすくなってしまうのですが、

このフルリムタイプだとどんな度数でも安心して枠入れできます。

 

濃いめのブラウンのフレームは、正面から見ると黒に近いですが、

サイドには明るいオレンジが入っていて、良いアクセントになります。

 

薄いチタンシートならではの軽量性と程よい弾力性。

テンプルは弓なりの形状になっていて、

顔を包み込むような感じの掛け心地です。

 

 

誰が掛けても掛けやすいフレームではありますが、

僕の場合、頭の横(側頭部)が広いボール型の頭なので、

抱き込むようなテンプル(腕)の形状が完璧にフィットします。

逆にテンプルが真直ぐになっていて、

側頭部をしっかり挟むようなタイプのフレームは苦手です。

ヨーロッパのフレームにこういうタイプが多いですね。

また、僕は左右で頭の形も違っているのですが、

左右のテンプルの開き具合を変えることで調整をしています。

写真ではちょっとわかりにくいのですが、

僕の場合、左側のテンプルをわざと広げています。

 

テンプルにはラバーが使われているので、

軽く、そして滑りにくいので安定感もあります。

夜にロードバイクに乗る時にこのフレームを掛けていますが、

メガネがずってくることもありませんし、快適です。

ランニングやスポーツにもおすすしています。

 

 

もともとは、「のっぺりした顔にメリハリが付けられる」

そんなフレームが欲しいなと思っていて、

プラスチックのフレームでボリューム感があるものを掛けていたのですが、

正直あまり掛け心地は良くありませんでした。

やっぱり重たいですしね・・・

左右に空間をわざと作ることで立体的に見せるこのフレームなら、

そういう効果も期待できるのではないかなと掛け始めたフレームでした。

 

 

実際、いろんな方から

「おもしろいメガネを掛けてますね。」と言ってもらえます。

たまに電車でメガネを掛けている人からの視線を感じることもあります(笑)

ありそうでなかったデザインで、自然と顔になじむのも良いです。

 

 

デザイン面で選んだフレームではあったのですが、

思いがけず掛け心地が良いフレームでした。

他のフレームも色々持っているのですが、

気が付くとスペックエスパスのフレームばかりを掛けています。

仕事上、あまり同じフレームばかり掛けているわけにはいかず、

そろそろ他のブランドのフレームも掛けなければと思っているのですが・・・

自分自身がこれだけ毎日快適に掛けられるフレームなので、

お客様に対しても自信をもっておすすめできる商品だと思います。

 

僕の場合、ほぼメガネは掛けっぱなしなので問題ありませんが、

外す時にはこのようにサイドに引っかけて固定します。

専用ケースがあるのですが、かさばるのが欠点といえば欠点です。

家に帰ってメガネを外したら、

基本的にはメガネスタンドにメガネを入れておくのですが、

このフレームの場合は大きすぎて入らないので、

仕方なく専用ケースにしまっています。

 

 

特に女性のお客様はコンパクトなケースを好まれる方が多いので、

どうしても折りたためるタイプを選ばれる傾向がありますね。

 

 

本当はいろんな方に掛けてもらいたいブランドではあるのですが、

国内産のデザイナーズフレームということで、

正直お値段もそれなりにします。

(フレームのみで大体4万円前後です。)

なかなかポンと買えるフレームではないのかもしれませんが、

(特に学生さんや若い方の場合)

興味のある方は気軽に掛けて試してみてもらいたいと思います。

取り扱いだけ丁寧にしていただければ、

試着だけでも大歓迎です。

今まで普通のフレームしか掛けたことがない方にすると、

良い意味で驚かれること間違いなしだと思います。

 

 

このブログを読んでこのブランドに興味をもたれた方や、

「お店でちょっと試着してみたいな」と思った方は、

ぜひ気軽にお越し下さい。

装用感などで色々聞いてみたいという方は、

スタッフ今堀まで気軽にお尋ね下さい。