強度近視の女性のお客様向けに検眼用のテストレンズにもちょっとこだわっております

スタッフ今堀です。

3年くらい前に店のホームページをリニューアルしたのですが、その時に強度近視の女性向けのページも作りました。

今年の春にまた少しページの修正を行っております。

おかげさまで、最近はこのページをご覧いただいて、メガネを作りに来て下さる女性のお客様も増えております。

強度近視の女性のお客様はコンタクトレンズを使われている方が多く、コンタクトを処方してもらっているかかりつけの眼科の処方箋を持参される方も多いです。

中には当店での度数測定を希望されるお客様もおられ、そういう場合には当店で度数を測定させていただいております。

強度近視の方は緑内障や網膜剥離になるリスクが高いので、当店で度数を測定して眼鏡を作った場合でも、定期的に眼科受診をされることをおすすめしております。

ただ、当店で度数を測定させて場合に、ちょっと困ったことがありました。

それは、見え方を確認していただく時に使う検眼用のテストレンズです。

メガネレンズの度数にはD(ディオプトリ―)という単位が使われ、通常は0.25D刻みで度数が強くなったり弱くなったりします。

近視と遠視、どちらを補正するかで+-の符号が異なりますが、どちらにしても、0.00から始まって、0.25、0.50、0.75、1.00、1.25・・・という感じで0.25Dずつ度数が強くなっていきます。

同じように検眼用のテストレンズも用意されているのですが、その数には限界があります。

当店にあるテストレンズの場合、-6.50Dまでは0.25D刻みで細かくレンズが用意されているのですが、それより強いどすうになると、-7.00、-8.00という感じで1.00刻みになり、間の度数がなくなってしまいます。

なので、-7.25Dや-7.75Dという近視度数に対応できるテストレンズがありません。

こういう場合には、試験枠に-7.00Dのレンズを入れ、さらにその上に-0.25Dのレンズを重ね、2枚のレンズで-7.25Dにしています。

近視の度数だけの方ならそれでも大丈夫なのですが、乱視もある方の場合には、乱視を補正するためのレンズも必要となります。

また、遠近両用レンズを試していただこうと思うと、さらにもう一枚、遠近両用のテストレンズを試験枠に入れなければなりません。

レンズを重ねて入れれば入れるほど、重量も増えてしまうので、お客様の鼻に掛かる負担も増します。

ちなみに、AIに聞いていみたところ、日本人で近視の眼鏡を使っている人は、-2.00D〜-4.00Dの中等度くらいの近視が最も多く、全体としてもその辺りに集中しているようです。

(日本では若い世代ほど近視・強度近視が多い傾向があり、成人と若い世代では割合が若干変わるようです)

AIの回答なので誤った情報の可能性もありますが、レンズメーカーの人の話を聞いたり、自身の経験上でも、大体そんなものだろうなと思います。

つまり、検眼用のテストレンズに関しても、-6.00Dくらいまでを揃えておけば、ほとんどの近視の方に対応できるということになります。

-7.00D以上のテストレンズを使う機会はそんなに多くないはずなのですが、当店の場合はそうでもないのです。

老眼世代の方も多いので、先ほどのようにレンズを何枚も重ねなければいけないというケースが結構あります。

実は、-10.00Dまでなら、0.25D刻みの検眼用のテストレンズも製造されており、追加で加えることはできます。

ただ、別注で作ることになってしまうため、お値段は普通のテストレンズよりもずっと高いです。

正直、そんなにしょっちゅう使うものではないし、「(レンズを重ねれば良いのだから)そこまでは必要ないかな」と以前は思っておりました。

ところが、最近、強度近視の女性のお客様が増え、「-7.25Dや-7.75Dのテストレンズが欲しいな」と思う機会がすごく増えました。

そこで、思い切って揃えることにしました。

それなりにお金はかかってしまいましたが、使用するテストレンズの枚数を少なくすることで、お客様のご負担を少しでも軽減できればと良いなと考えました。

現在は-10.00Dまで0.25D刻みで揃っております。