スタッフ今堀です。
本日のブログの内容に入る前に少しだけご連絡がございます。
当店ですが、毎年8月は前半と後半で店の様子がガラッと変わります。
大体いつも前半は暇な日が多いのですが、後半になるとお客様が一気に増えます。
「お盆が明けたら行こう」と思っておられる方が多いようです(特にシニアのお客様)。
例年通りであれば、8月後半はかなりバタバタした状態になると思いますので、ゆっくり相談しながらメガネを作りたいと考えておられるお客様は、今週中がおすすめです。
来週から夏季休業に入るブランドも多い(当店も来週は夏季休業させていただきます)ので、在庫の確認や取り寄せ商品の出荷なども今週中なら対応可能です。
今週は空いている時間帯も多いので、来店をご検討中の方はぜひご予約フォームよりご予約下さい。

前置きが少し長くなりましたが、ここからが本日のブログの内容となります。
最近ずっとスペックエスパスの紹介ばかりが続いていたので、今日は久しぶりにレンズについてお話しさせていただこうかと思っております。
最近、特にお問い合わせが増えている、調光レンズについてです。

当店で調光レンズをお買い上げいただいたお客様は既にご存知かもしれませんが、調光レンズは温度によって発色した時の濃度(レンズの色の濃さ)が変化します。
晴れた日の方が曇りの日よりも濃くなるのはイメージしやすいと思うのですが、天候だけでなく、気温によってもレンズの濃度がかなり違います。
夏(気温が高い)の方が冬(気温が低い)よりも濃くなる、そんな風に思っておられる方が意外と多いのですが、実は調光レンズは気温が低い冬の方が色が濃くなります。

逆に、気温が高い夏場は冬場ほど濃くなりません。
温度が高くなると、紫外線によって発色しようとする反応よりも、無色に戻ろうとする反応の方が強くなってしまうそうです。
そのため、ここ数日のような猛烈な暑さ(気温がめちゃくちゃ高い)の日は、日差しがすごく強いにもかかわらず、意外とあまり濃くならないのです。

気温が下がる真冬だと、ほぼMAXまで色が濃くなります。
上の写真は僕が使っているツァイスのブルーの調光レンズですが、真冬は写真のような鮮やかなブルーになります。
さすがにこれくらい濃くなると、元に戻るまでも時間がかかります。

それ以外の季節では、もう少し薄め(とはいっても十分にサングラスとして使えます)のブルーです。
退色するのも早く、このくらいの方が使いやすいですね。
※こちらの画像はあくまでもイメージです。

ところが、ここ数日のような酷暑日だと、気温がとんでもないことになっている(!)ので、なかなかレンズが濃くなってくれません。
春先などであれば、外に出た瞬間にしっかりレンズが濃くなるのですが、今の時期は意外と発色しないです。

少し前だったら、調光レンズのサンプルを店の外に持って出たら、あっという間に色が濃くなっておりました。
ご覧いただいたお客様にも、「こんなにすぐに色が変わるんだ!」と驚いてもらえました。

ところが、最近は色が濃くなるまで少し待たないといけなくなりました(暑いのでなかなか大変です)。
日が照っているとまだ良いのですが、雲に隠れているとなかなか色が濃くなりません。

なので、かなり濃い色になることを期待して調光レンズをご購入いただいた方からすると、「あれ、何か思っていたほど濃い色にならないぞ・・・」と思わるかもしれません。
実際、レンズメーカーの営業さんとお話すると、ユーザー様からそういうお声もあるとのことでした。

そこで、ツァイスの調光レンズには、通常のグレーよりもさらに色が濃くなる、エクストラグレーというカラーもあります。
普通のグレーだと濃さがちょっと物足りないという方には、このエクストラグレーがおすすめです。

普通のグレー。

こちらがエクストラグレー。

ちなみに、ツァイスの調光レンズには、エクストラグレーよりもさらに色が濃い、ブラックというカラーもあります。
調光レンズの使用率が高い欧米などでは、「夏場でもしっかり濃くなる調光レンズが欲しい」という声が結構あるようで、こういうカラーが作られたそうです。

今日も外はかなり暑かったので、試しに外で撮影してみました。
左からブラック、エクストラグレー、グレーとなります。
ちょうど太陽が雲に隠れていたタイミングだったので、あんまり濃くなっておりません。
今日も気温はかなり高いと思うのですが、やはり普通のグレーだとそこまで濃くならないなという印象でした。
実際にサンプルレンズで色の違いを見比べていただくこともできますので、興味のある方は気軽にスタッフまで声をおかけ下さい。
