スタッフ長尾です。
9月1日は「防災の日」。
また、8月30日から9月5日までは「防災週間」です。
この機会に、ご自宅の防災セットや非常用持ち出し袋を見直してみませんか?
水や食料、懐中電灯などに加えて、メガネを使っている方にぜひ考えていただきたいのが、「予備のメガネ」です。

災害時には、メガネが破損したり、避難の際に持ち出せなかったりすることがあります。
今回は、万が一に備えて用意しておきたい「非常用予備メガネ」について、メガネ店スタッフの視点からご紹介します。
なぜ災害時に「予備メガネ」が必要なの?
災害時にメガネを失ったり壊したりすると、普段以上に「見えないこと」が不便や不安につながる可能性があります。
近視の方の場合
遠くが見えにくい状態では、

- 避難経路の確認
- 避難標識の確認
- 周囲の人の確認
- 足元の障害物への注意
などが難しくなることがあります。
特に災害時は、普段とは違って道路や建物の周辺に物が散乱している可能性もあります。
だからこそ、避難時に必要な距離がしっかり見えるメガネを準備しておくことが大切です。
手元が見えにくくなった方の場合
年齢とともに近くが見えにくくなった方の場合も、災害時にはメガネが重要です。
避難所では、

- 受付での書類記入
- 掲示物の確認
- スマートフォンの操作
- 薬の説明や持ち物の確認
など、近くを見る場面が意外と多くあります。
「歩くのは大丈夫だから、メガネがなくても何とかなる」と思っていても、いざ避難生活が始まると、手元を見るためのメガネが必要になることがあります。
「遠くを見るメガネ」と「近くを見るメガネ」。自分に必要な視界を考えて備えることがポイントです。
コンタクトレンズを使っている方も
普段コンタクトレンズを使用している方は、災害時に備えてメガネを1本用意しておくことをおすすめします。

災害時には、十分な水や衛生環境を確保できない可能性があります。
コンタクトレンズは適切な衛生管理のもとで使用することが大切なので、「いざというときはメガネに切り替えられる」状態を作っておくと安心です。
防災袋に入れるメガネはどんなものがいい?
ご自宅の防災袋に入れるメガネは、まず「避難するときに安全に移動できる視界が確保できるか」を基準に選びましょう。
こんなメガネがおすすめです
- 今のメガネと同じでなくても、避難時に必要な距離が見える
- かけて歩いたときに、違和感や強いふらつきがない
- フレームやレンズに大きな傷・破損がない
- すぐ取り出して使える
「昔のメガネ」も非常用として活用できます
度数が変わって使わなくなったメガネでも、現在の見え方を確認して、避難時に必要な視界が確保できるのであれば、非常用として活用できます。
ただし、「古いメガネだから何でもいい」ではなく、実際にかけて使えるか確認しておくことです。
保管するときは「ハードケース」がおすすめ
防災袋の中でメガネが押しつぶされたり、他の荷物とぶつかったりしないよう、ハードケースに入れて保管しましょう。

メガネ拭きも一緒に入れておくと、レンズが汚れたときに便利です。
個包装タイプのレンズクリーナーもあればなお便利です。
そして何より、「どこに入れたかわかる」ことも大切です。
防災袋や普段のバッグの中で、すぐ取り出せる場所に入れておきましょう。
「見える」ことも、大切な防災です
災害時には、普段なら何気なくできていることが難しくなる場合があります。
そのひとつが、「見る」ということ。
避難経路を確認したり、周囲の状況を把握したり、掲示物や書類を読んだり――。
だからこそ、メガネを使っている方は、普段の防災用品に加えて「自分に必要な視界を確保するためのメガネ」についても、一度考えてみてはいかがでしょうか。
