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メガネについてあれこれ

お家の中で犬を飼っておられる方によくあるメガネのトラブル

2018.11.10

スタッフ今堀です。

 

昔、実家に住んでいた頃に犬を飼っておりました。

ある日、母がメロンパンを買って来て、

パンの入った袋を客間の机の上に置いていたのですが、

母が他のことをしている間に犬がそれを食べていたようで、

メロンパンの表面のサクサクした部分だけがきれいになくなっていました。

表面がべちょべちょになった本体だけが残っておりました(笑)

後で母にめちゃくちゃ怒られていましたが、

まあ、手が届くところに置いておいた母も悪かったのだと思います。

 

 

家の中で犬を飼っていると、いろんなことが起こりますね。

 

さすがにメガネを食べてしまうワンちゃんはいないでしょうが、

メガネをちょっとかじってしまう

ということはよくあります。

 

当店のお客様の中にも、

家の中に置いておいたメガネをかじられてしまったという方が、

かなりの数おられます。

 

 

ちなみにワンちゃんたちの大好物(笑)が

「先セル」と呼ばれる耳に掛かる部分のプラスチックです。

これをガリガリっとやってしまう子がとっても多いようです。

 

家の中で犬を飼っておられる方はぜひ、

メガネをほったらかしにせずにちゃんとケースにしまって

保管するようにして下さいね。

 

もし、ガリガリとやられてしまって先セルが割れた場合、

メガネを無理して掛け続けていると、

耳の後ろが痛くなったり怪我することもあるので、

先セルを交換されることをおすすめします。

製造元のメーカーに交換用の先セルが残っている場合もありますので、

まずはメガネを買われたお店に相談してみて下さい。

 

 

レンズをゴシゴシ拭いていませんか?

2018.10.03

スタッフ今堀です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、最近のメガネレンズは

ほとんどがプラスチック素材でできております。

(昔はガラス素材でした。)

 

プラスチックレンズは、レンズ基材の上に何層ものコートが施されています。

いわゆるコーティングですが、このコーティングも日々進化しており、

汚れの拭き取りやすいコートキズの付きにくいコート

ホコリが付きにくいコートブルーライトをカットするコートなど、

様々なコーティングが各レンズメーカーから発売されていますので、

興味のある方はレンズメーカーのWEBサイトをご覧になってみて下さい。

HOYAのレンズコートについての説明はこちら

東海光学のレンズコートについての説明はこちら

 

 

以前に比べると格段にコーティングは良くなっていますが、

使い方や使用環境によっては簡単にキズが付いてしまいます

普段、僕たちスタッフがお客様のメガネを加工する際も、

レンズにキズが付かないように細心の注意を払って加工をしています。

プラスチックレンズはちょっとしたことでキズが付いてしまうということを

忘れないでいただけると幸いです。

 

メガネレンズを長くお使いいただくために重要なのが、

レンズのクリーニング方法です。

正しい方法でレンズを拭けているか、

それとも間違った方法でレンズを拭いてしまっているか、

それによって大きな差が出てしまいます。

 

 

メガネレンズのお手入れは、「やさしくやさしく」が基本です。

絶対に力を入れてゴシゴシとこすらないようにして下さい

タオルなどザラザラしたものでも拭かないで下さい。

また、異物が付着したままレンズを拭いてしまうと、

異物が表面を引っ掻いてキズの原因となってしまいます。

(大半の方はこれでレンズのコートをダメにされています。)

そのまま乾拭きをするのではなく、まず水でさっと洗い流して、

レンズに付いているホコリなどの付着物を流してから

メガネ拭きなどで拭いてもらうとキズが付きにくくなります。

当店でもお客様にはそのようにお願いしております。

 

ちなみに、レンズ(のコート)にも寿命はあります。

使用環境によって異なるので具体的な数字は言えませんが、

どんなに丁寧にお使いいただいていても、永久に使えるものではありません。

ある程度年数が経つと、コートハガレなどが起こって来ます。

(コーティングがはがれてしまったレンズを元に戻すことはできません。)

コートのハガレを汚れと勘違いされてゴシゴシ拭かれる方もおられますが、

それをすると余計にコーティングがはがれてしまいます。

汚れかと思っていたら実はコートがはがれてしまっていた・・・

そういうこともよくありますので、

変だなと感じたら購入したお店で見てもらった方が良いです。

 

 

当店では、お渡しの際にプラスチックレンズの取扱い説明書をお渡しし、

レンズの洗浄方法についてもご説明させていただいております。

分からないことなどありましたら、気軽にご質問下さい。

 

 

遠近両用レンズ+室内用レンズ。二刀流を選ばれる方が増えております!

2018.09.29

スタッフ今堀です。

 

遠近両用レンズは色々メリットの多いレンズですが、

レンズメーカーのウェブサイトやパンフレットを見ていると、

自社の商品について良いことしか書かれていないので、

(当たり前といえば当たり前ですが・・・)

「遠近両用レンズを使えば遠くも近くも快適に見える!」

そんな風に思われる方も多いかもしれませんが、

実際にはこれはなかなか難しいです。

 

当店で遠近両用レンズを販売させていただく際には、

この点を必ずお伝えするようにしております。

長時間パソコンをされたり、本を読まれるという場合には、

近く専用のメガネを別にお持ちいただくようにお話してきました。

 

ただ、これだと掛け替えるのが面倒という方も多くて、

実際にはなかなか使い分けをしていただくのが難しかったのも事実です。

たとえば、テレビを見ながら新聞や雑誌も読みたいという場合、

近く専用のメガネではテレビが見にくくなりますし、

遠近両用のメガネでは手元の細かい文字が読みにくかったりします。

 

 

そこで、最近、遠近両用レンズをお使いの方によくおすすめしているのが、

外では遠近両用レンズの入ったメガネを使い

屋内では室内用レンズを使っていただくという組み合わせです。

最近、この組み合わせを選ばれるお客様が増えております。

 

 

遠近両用レンズを簡単に説明させていただくと、

一枚のレンズの中で、遠く、中間、近くを見る度数へと

徐々にレンズの度数が変化していきます。

視線を動かすことでいろんな距離にピントが合わせられます。

このように度数が連続的に変化していくレンズのことを

累進屈折力レンズと呼ぶのですが、

遠近両用レンズはどちらかというと、遠くの見え方(度数)を主体に

レンズの設計が行われた累進屈折力レンズといえます。

 

 

中間と近くの見え方をより重視した設計の累進屈折力レンズもあります。

それが室内用レンズです。

僕自身はまだ老視(老眼のこと)になっていないため、

遠近両用レンズも室内用レンズも使ったことがないのですが、

室内用レンズを実際に使われた方の感想を聞いていると、

遠近両用レンズに比べると近くがかなり見やすいという方が多いです。

ただ、中間と近くを見やすくしている分、遠くの見え方は悪くなります。

車の運転も室内用レンズではできません。

 

 

「そんなレンズがあるなんて知らなかった」という方も多く、

消費者に十分に認知されていないレンズでもあります。

以前は「中近両用レンズ」という名前で呼ばれていて、

遠近両用レンズとは別のレンズのように分けられていたのですが、

基本的には遠近両用レンズと同じ累進屈折力レンズになります。

遠く、中間、近く、どの部分を見やすく設計するかの違いです。

 

 

 

最近では一つの累進屈折力レンズとして、

遠近両用タイプ室内用タイプのように分けるレンズメーカーが増えてきました。

僕もこちらの方が分かりやすいのかなと思っております。

当店の社長やスタッフ長尾も、

店の中ではこの室内用レンズを愛用しています。

ただし、通勤(社長はマイカー、スタッフ長尾は自転車)時には、

室内用レンズでは遠くが見にくいため、

遠近両用レンズの入ったメガネに掛けかえて使っています。

 

一本のメガネで全ての距離が楽に見え、どんな作業でも楽にできると良いのですが、

正直、それはなかなか難しいです。

とはいえ、メガネを幾つも持っていちいち掛け替えるのも大変です。

そういう意味では、

外出時には遠近両用レンズを使い、屋内では室内用レンズを使う。

このパターンが割とシンプルで楽だし、使い勝手も良いのかなと思います。

中には、「2本もメガネを持つなんて面倒くさい!そんなの無理!!」

と思われる方もおられるかもしれませんが、

家の外と中でメガネを掛けかえるくらいならそれほど大変でもありませんよ。

 

ブログではなかなか伝えきれませんが、

ご来店いただければ両方のレンズの特長をさらに詳しくお話したり、

実際に見え方の違いを体験していただくことも可能です。

興味のある方は気軽にスタッフに声をおかけ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近メガネが下がってくるなと思ったら、チェックしてみて下さい

2018.09.28

スタッフ今堀です。

 

メガネを使われている方なら経験があるかと思うのですが、

毎日メガネを使っていると、テンプル(ウデ)を折りたたむ部分の

ネジが緩んできてしまうことがあります。

 

 

この状態のままほったらかしにしてしまうと、

知らない内にネジが抜けてテンプルが外れてしまうことがあります。

なので、最近テンプルがパタパタしてきたなと思ったら、

早目に眼鏡屋さんでネジを締めてもらって下さい。

 

ところで、緩んでくるとテンプルが外れる心配があるこのネジですが、

メガネの掛け具合には実はほとんど関係しておりません。

時々、「メガネが下がるのでネジを締めてもらえますか?」とか、

ガチガチにネジが閉まっているのでおかしいなと思って聞いたら、

「メガネが下がって来るので自分で締めた」という方がおられます。

 

このネジを締めることで、メガネの横幅が狭くなったり、

こめかみを押さえる力が強くなってメガネが下がりにくくなる。

そんな風に思っておられる方も結構多いのですが、

メガネが下がるという場合には、このネジの緩みはほぼ関係ありません。

別の部分に原因があります。

 

 

買った時は快適に掛けられていたのに、

しばらく使っている内にメガネが下がるようになった・・・

そんな時に原因として多いのが、テンプルの根元の広がりです。

上の画像のフロント(前枠)とテンプルをつないでいる部分です。

メガネの掛け外しの際に最も力が加わる部分なので、

毎日使っている内にここが広がってしまいます。

メガネを片手で掛け外しする習慣がある方の場合、

片側だけが広がることがよくあります。

できるだけ両手で丁寧に掛け外していただくと広がりにくいです。

上の画像はメタルのフレームですが、

プラスチックのフレームでも同様に広がってきます。

 

 

メガネが下がる原因としてもう一つよくあるのが、

鼻パッドを付けるための金属部分の変形です。

クリングスと呼ばれる部分ですが、

ボールなどがぶつかったり、衝撃が加わると、

結構簡単に曲がってしまったりします。

人とぶつかったり、転倒した際に曲げて来られる方も多いです。

 

メガネの重さを支えるために重要な部分ですので、

お作りした際にしっかりとお客様の鼻に合わせて調整しますが、

何らかの原因でクリングスが変形してしまうと、

メガネが下がってきてしまいます。

 

「最近メガネが下がってくるなあ」と感じられたら、

一度これらの箇所をチェックしてみて下さい。

もし、フレームにこのような変形が見つかったら、

メガネを購入されたお店に持って行って直してもらいましょう。

くれぐれも自分でペンチなどで直そうとしないようにして下さい。

専用の工具を使って慎重にやらないと折れる心配があります。

 

メガネはお買い上げ後に調整が必要となる商品です。

安いからといって安易にネットなどで購入しないで、

アフターフォローをしっかりやってもらえる近くの専門店で

購入されることをおすすめします。

 

 

 

 

 

メガネを買ってからネジの交換ってしたことありますか?

2018.09.24

スタッフ今堀です。

 

先日、「メガネのレンズが外れてしまったので入れてもらえますか?」と

お客様がメガネと外れたレンズを持って来られました。

 

 

早速メガネを見せていただいたのですが、

「ネジが外れてしまったのかな?」と思ってネジを確認したところ・・・

 

 

ネジはしっかり残っております。

ところがですね・・・・

 

 

ネジが折れて中に残ってしまっていました

汗によってレンズを固定しているネジが徐々に錆びていくのですが、

それを放置しておくと、最後は折れてこのように中に残ってしまいます。

よく汗をかく人に起こりやすく、中には何度も繰り返す人もおられます。

 

 

こうなってしまうと普通にドライバーでネジを抜くことができないので、

「ネジ抜き」という特殊な作業が必要になります。

錆びて中に残ってしまったネジをなんとか抜き出すのですが、

これがなかなか手間のかかる作業でして、

場合によっては新たにネジ山を切りなおすことになります。

メガネをお預かりさせていただくことになり、工賃も発生します。

 

プラスチックフレームや、レンズに溝を掘ってナイロン糸で固定するタイプの

フレームをお使いの場合は心配はないのですが、

フレーム全体に枠があって、レンズをネジで固定するタイプのフレームをお使いの方は

レンズ止めのネジが錆びないように注意していただく必要があります。

 

 

汗をかいたらそのままにせずに水で汗を洗い流す習慣が大事です。

(もちろん、洗った後はしっかり水気を拭き取って下さい。)

特によく汗をかく夏場には気を付けましょう。

ネジが錆びてくる前に早めにネジを交換していただくことも大事です。

ネジ自体は安いものですし、ネジの交換だけならすぐに終わります。

面倒くさがらずに定期的にネジを交換してもらうと良いと思います。

 

特に最近は、地震や台風など自然災害が頻発しております。

万一避難をしなければならなくなった時に、

ネジが折れてレンズが外れてしまうと大変なことになります。

メガネがなくなると生活に支障が出るような方は、(僕もそうです。)

予備のメガネを用意したり、普段からメンテナンスをしっかり行っておくことを

おすすめします。

 

 

当店では、夏になるとリフレッシュキャンペーンというイベントを行い、

お客様のメガネを一日お預かりして洗浄とメンテナンスを行います。

全てのパーツを分解し、洗浄するのですが、

その際にネジなどの部品も新品に交換させていただいております。

当店でご購入いただいたメガネが対象で、料金もいただきますが、

毎年たくさんのお客様がメガネのリフレッシュに持って来られます。

当店でメガネをお作りいただいた際にはぜひご利用下さい。

 

ご自身の“近くを見る時の距離”って意識されていますか?

2018.09.15

スタッフ今堀です。

 

40歳を過ぎた頃から老視(老眼のこと)が始まるので、

近くを見るためのメガネが必要になる方が増えます。

いわゆる老眼鏡ですね。

 

 

最近では100円ショップなどでも既製品の老眼鏡が販売されているので、

老眼鏡=既製品と考えておられる方も多いのですが、

老眼鏡の度数は人それぞれ異なりますので、

自分の目に合ったものをちゃんと作っていただく方が良いと思います。

 

老眼鏡の度数を決めるためにはいくつかの情報が必要になります。

 

①遠くを見る時の度数

その人の目が近視なのか、遠視なのかによって老眼鏡の度数も変わります。

(左右で度数が違うという方がほとんどなので、

左右の目にそれぞれに合った度数にすることができるのも

眼鏡店で老眼鏡を作るメリットです。

また、乱視が強い方の場合には乱視を補正することもできます。)

 

②年齢

意外かもしれませんが、年齢も老眼鏡の度数に関係します。

個人差はもちろんあるので、あくまでも目安ではありますが、

老眼鏡の度数を決める時にはその方の年齢も参考にします。

メガネを作る際に、お客様の年齢を確認しておくことはとても大事なのです。

(決して興味本位で年齢をお尋ねしているわけではありません。)

 

③見たい物や見たい文字の大きさ

最近は新聞の文字もだいぶ大きくなって読みやすくなっていますが、

比較的大きな文字を読む場合はそれほど強い度数は必要ありませんが、

辞書のように細かい文字を読みたいという場合や、

刺繍などの細かい作業をされる場合には強めの度数が必要になります。

 

こうしたことを考えながら近業用メガネ(老眼鏡)の度数を考えていくのですが、

他にももう一つとても大事なことがあります。

 

それは、作業距離です。

本を読んだり、近業作業をする場合に、

どのくらいの距離でその作業をするかは人によって違います。

もちろん、作業の内容によっても作業距離は変化します。

 

 

 

たとえばお客様が読書用のメガネを作られるという場合、

本を目からどれくらい離して見られるのかをチェックします。

店でもメジャーを使って測定しています。

 

女性に比べると、男性の場合は腕が長いことが多いので、

作業距離は少し長めになったりします。

今まで老眼鏡を我慢して使わなかったという方や、

弱めの老眼鏡をずっと使ってこられた方の場合には、

少し離して見るクセがついてしまっていることも多いので、

こういう場合も作業距離が少し長めになっていたりします。

 

度数測定の時に測定した度数をもとにして、

作業距離が短めなら少し強めの度数に変えたり、

作業距離が長めなら少し弱めの度数に変えたりして調整をします。

僅かなことではありますが、メガネの使いやすさに影響しますので、

しっかりと作業距離を確認することが大事になります。

 

たまに眼科の処方箋を持って来られるお客様で、

処方箋通りの度数で本などを見てもらうのですが、

「きつくて掛けられない」と言われる方がおられます。

眼科で測定された度数が間違っているということではなく、

ご本人にとってのちょうど良い作業距離と、

検査した時の距離が違うことが原因で起こる問題がほとんどです。

眼科で老眼鏡用の処方箋を出してもらう場合には、

自分がどういうものをどの位の距離で見たいのか

事前に先生にしっかり伝えて処方箋を書いてもらって下さい。

(測定時に自分はこんなに近づけて読まないと感じたら、

それをきちんと伝えた方が良いです。)

そのためにも自分がどのくらいの距離で見たいのか、

自分の作業距離を意識しておくことが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緩みにくいネジ、あります

2018.09.14

スタッフ今堀です。

 

いつもはメガネフレームやレンズをご紹介していますが、

本日ご紹介するのはこちら。

 

 

そう、ネジです。

 

でも、普通のネジとちょっと違いますよね?

よ~く見ると、ネジに何やら赤いものが付いております。

 

 

実はこのネジ、

テンプル(ウデ)のバタつきを防ぐ目的で使う特殊なネジなんです。

赤いのは樹脂で、このネジを締めつけると

赤い樹脂部分が広がってネジの緩みをストップします。

 

 

メガネフレームにはいくつかネジが使用されていますが、

「蝶番」と呼ばれる、テンプル(ウデ)を折りたたむ部分専用のネジです。

 

当店でも以前からこのネジを使用していたのですが、

通常のネジに比べて本当に緩みにくいのか?

僕自身、ちょっと半信半疑でした。

(メーカーさんの話やデータはあまり鵜呑みにしないように心がけています。)

やっぱり自分自身でしっかり確かめてみたいなと思います。

 

 

そこで今回、僕とスタッフ長尾が自分のメガネを使って、

片側の丁番には通常のネジを入れ、

反対側の丁番にこの緩みにくいネジを入れてみて、

しばらく使った後にどうなっているのかを実験してみたいと思います。

(本当は全く同じでトルクで締められると良いのですが、

ちょっとそれは無理なので、手の感覚便りになりますが、

なるべく同じになるように締めたいと思っております。)

 

すぐには結果は分からないので、

しばらく使ってみて結果はまたブログで報告したいと思っております。

使用した感想などはお伝えできますので、

興味のある方は僕かスタッフ長尾まで声をおかけ下さい。

 

今度のメガネは以前のメガネより何段階度数が強くなった?

2018.09.12

スタッフ今堀です。

 

今日はメガネレンズの度数についてお話したいと思います。

 

 

メガネレンズの度数は人によって様々ですが、

ご自身のメガネのレンズの度数ってご存知でしょうか?

案外、よく知らないという方の方が多いのではないかなと思います。

 

眼科で処方してもらった処方箋を見たり、

眼鏡を購入したお店の保証書やレンズの袋などを見ると、

レンズの度数が書かれてあります。

 

という記号があって、その横に数字が表記されていると思いますが、

プラスやマイナスというのはレンズの種類です。

プラスの場合は凸レンズ、マイナスの場合は凹レンズになります。

眼科の先生の中には、+や-ではなく、凹と凸で書く先生もおられます。

 

+-の横の数字がレンズの度数になります。

数字の横にDと書かれている場合もありますが、

これはレンズの単位(ディオプトリー)です。

数字が大きくなるほど、度数が強くなります。

-2.00Dと-6.00Dでは、-6.00Dの方がより強い度数ということです。

 

 

 

一般に、眼鏡用レンズの度数は0.25刻みとなっています。

-3.00、-3.25、-350、-3.75、-4.00という感じで強くなっていきます。

「一段階強い度数」という場合、0.25だけ数字が大きくなります。

 

たとえば、これまで-2.00Dのレンズを使っていた方が、

新しいメガネのレンズの度数が-3.00Dに変わったとしたら、

-2.00 (以前の度数)

①-2.25 (1段階強くなる)

②-2.50 (2段階強くなる)

③-2.75 (3段階強くなる)

④-3.00 (4段階強くなる)

以前の度数に対して、4段階度数が変化したということになります。

この場合、数字が大きくなっているので、度数は強くなっています。

 

最近新しく作った老眼鏡の度数が+2.50Dだったという方がいたとして、

今まで使っていた古い老眼鏡の度数が+2.00Dだったとしたら、

新しく作った老眼鏡は古い老眼鏡よりも0.50D強くなっていますので、

2段階度数が強くなったということになります。

(ちなみに、既製品の老眼鏡では1.00D刻みになっているものあるので、

+2.00Dの次は+3.00Dになったりします。)

 

 

余談ですが、

当店の度数測定器には、0.12Dでレンズの度数を変化させる機能も付いているので、

やろうと思えば0.12D刻みで度数を測定することが可能です。

ただ実際には、0.12Dの度数の違いを感じるのは正直かなり難しいです。

(そういうレンズを注文できないという問題もあります。)

若い方や視力の良い方の中には、

0.12Dの変化でも敏感に反応される方もおられますが、

そういうケースは稀です。

白内障などがあって視力が出にくい方の中には、

2段階(0.50D)変化させても違いが分からないという方もおられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メガネのレンズ選びに迷ったら・・・

2018.09.08

スタッフ今堀です。

 

当店は琵琶湖からも近いということもあって、

週末になるとロードバイクに乗った方をよく見かけます。

当店のスタッフも趣味でロードバイクに乗っておりますが、

このロードバイクという乗り物、

土台となるフレーム(パーツを組み付ける骨組み)に

ブレーキやチェーンといったパーツが装着されてできています。

 

メガネの場合も枠のことをフレームと呼びますが、

フレームとレンズの組み合わせで性能や価格が変わるという点が

結構似ているのではないかなと思います。

 

 

ロードバイクの場合、このパーツ類がセットになっているのですが、

たくさんのグレードがあり、価格も全然違います。

フレームの場合は、好きな色や見た目で選ぶことができますが、

パーツ類の場合はなかなかそういうわけにもいきません。

当然、価格に応じて性能が違うわけなのですが、

初めて買う時にはそんな性能の差など分かりません。

お店のスタッフの方に説明してもらいながら、

どれにしたら良いのだろうとすごく迷ったのを覚えています。

 

 

メガネの場合も、フレームは選びやすいのではないかなと思います。

実際、お店に入って真っ先にフレームを見ておられる方も多いです。

デザインやカラーもフレームによって全然違いますし、

掛け心地も実際に掛けて試してみるとよく分かります。

初めてメガネを買う方でも違いが分かりやすいのがフレームです。

 

では、レンズはどうでしょうか?

 

 

先ほどのロードバイクのパーツと同じで、

各レンズメーカからいろんなグレードのレンズが発売されています。

基本的には設計の違いで、高価なレンズほど最新の設計が用いられています。

ただ、その性能の差が実感できるかというと、それは個人差があります。

メーカーによっては、お試し用のテストレンズが用意されているものもありますが、

全てのレンズにテストレンズが用意されているわけではなく、

実際に装用体験をしていただけるレンズは限られています。

 

メガネを購入される方の立場になってみて考えると、

メガネのレンズを選ぶことは実は結構難しくて、

特に初めてメガネを作られる方には大変なことだなと思います。

では、どうやってレンズを選べば良いのでしょうか?

 

僕がおすすめするのは、

予算を決めてそれに合わせてレンズを選ぶという方法です。

メーカーのパンフレットには、〇〇設計などと書かれていますが、

正直そんなのは分からない方がほとんどです。

高価なレンズの方が高性能なのは当たり前ですが、

上を見だすとキリがありません(笑)

なので、ある程度の予算を決めてもらって、

その範囲内で買える価格のレンズを選んでいただいたら良いかなと思います。

 

僕も初めてロードバイクを買った時にお店のスタッフさんから、

「パーツ類は後から上位のグレードに交換することができるので、

最初からそんなに高価なものにしなくても大丈夫ですよ。」

そんな風にアドバイスをしてもらいました。

 

メガネの場合も同じです。

後からレンズだけ良いものに交換することもできます。

(フレームの交換もできるのですが、色々大変なこともあります。)

最初からあまり難しく考えずに、

フレームの方はできるだけ妥協せずに自分が気に入ったものをご購入いただき、

後からレンズだけをさらに良いものに交換していただいても良いと思います。

 

ただ、初めて遠近両用レンズを使われる方で、

ユレやユガミを敏感に感じたりされる方の場合には、

なるべくレンズにお金をかけてもらうことをおすすめする場合もあるのですが、

この辺りはまた別の機会に詳しくお話したいと思います。

 

 

当店でメガネをお作りいただけるお客様には、

テストレンズを使って見え方の違いを体感していただくことも可能です。

お客様の目的に応じたレンズをアドバイスさせていただきます。

分からないことなどありましたら、遠慮なくスタッフにお尋ね下さい。

 

 

 

ダミーレンズについて

2018.09.06

スタッフ今堀です。

 

眼鏡店の店頭に並んでいるメガネフレームには、

大抵、下の画像のようなレンズが入っております。

 

 

ブランドのロゴやフレームサイズが表示されていたり、

中には一切そういうものが書かれていないものもあります。

 

このレンズは見本用のレンズなので、

当然ですが、度数は入っておりません

 

眼鏡屋さんでメガネを作った経験がある方にすると、

「そんなの当たり前でしょ?」という感じなのですが、

たま~にですが、この見本用のレンズが入ったメガネを掛けて、

「あかんわ、このメガネは全然見えないわ」と仰る方がおられます。

おそらくですが、既製品の老眼鏡しか使われたことがない方で、

レンズが入った状態でメガネは販売されている、

そんな風に誤解されておられるのかなと思われます。

 

 

この見本用のレンズにも名前がありまして、

業界ではダミーレンズと呼ばれております。

(正式な名称なのかどうかは僕も分かりません。)

「ダミー」という言葉には、

“本物に似せて偽装した、実際には機能を持たないもの”

という意味がありますが、まさにダミーのレンズですね。

 

加工の際にはこのダミーレンズを取り外して、

度数の入った本物のレンズに入れ替えます。

ダミーレンズはその時に処分されることになるのですが、

それなら別に無くても良いんじゃないのと思いませんか?

ところが、このダミーレンズ、実は色々と役に立つのです。

 

一つはフレームを展示した時の見た目の印象の問題です。

商品として店頭に陳列した時に光が反射するので、

ダミーレンズがあった方がよりメガネっぽく見えます。

最近のダミーレンズは進化しておりまして、

本物のレンズと同じような反射光をしているものもあります。

 

 

フチなしフレームやハーフリム(※)のフレームの場合、

(※フチが上側だけあって下側をナイロンの糸で固定するフレームです)

このダミーレンズがないとメガネの形を維持できません。

フチなしフレームの場合には、上の写真のようにバラバラになってしまいます。

ダミーレンズがあるおかげで外見もメガネっぽく見えるし、

実際に掛けて試すこともできます。

 

 

実際にレンズを削って加工する時にもダミーレンズは役に立ちます。

ダミーレンズを使ってレンズの型取りをしたり、

フレームを固定するための穴の位置を決めたりします。

 

 

お客様の目の位置を確認する時にもダミーレンズは役に立ちます。

遠近両用レンズなどでは、ダミーレンズに専用のシールを貼って

目の位置を確認したりします。

 

メガネフレームに当たり前のように付いているダミーレンズ。

メガネが完成し、お客様にお渡しする時には、

その役目を終えてひっそりとなくなってしまう存在ですが、

意外といろいろ役に立ってくれているのです。