imahori スタッフ今堀です。
自分がメガネを掛けていると、やはり人が掛けているメガネが気になるものです。
知り合いにオシャレなメガネを掛けている人がいると、「あの人はいつもオシャレなメガネを掛けているなあ～、私も次はあんなメガネを選んでみようかな・・・」
そんな風に前向きな気持ちになれたり、今までとはちょっと違うメガネにチャレンジしてみようという気持ちになれたりしますよね。
ところが、いざ眼鏡屋さんに行ってメガネを購入して帰ってくると・・・
「あれっ、今まで使っていたのとそんなに変わらない？？？」
そんな経験をしたことがある人も意外と多いのではないでしょうか？
なぜか分からないけど、いつも同じようなメガネを選んでしまっている・・・
そんな声をよくお客様からお聞きします。
「失敗したくない！」という思いは誰にでもありますし、良くも悪くも顔の印象を大きく変えてしまうものなので、どうしても手堅い（無難な）選択をしてしまうということもあるかと思います。
ただ、結構よくあるのが、自分のメガネ選びを家族などいつも一緒にいる人や身近な人に頼っているというパターンです。
最初お一人で下見に来られ、「こういうメガネも良いんじゃないですか？お似合いになられますよ」とこちらがご提案させていただくと、「今までとイメージが変わるけれど、確かに良いかもしれない」と喜んで下さいます。
そこで購入されると良いのですが、「今度、家族に一緒に来てもらって見てもらいます。」と言って帰ってしまわれる場合もあります。
後日、あらためてご家族と来店され、「こないだ（店員さんに）これが良いと言ってもらったんだけど、どう？」とご家族にアドバイスを求められると、「う～ん、こういうのの方が合っているんじゃない？」と別のメガネをすすめられます。
それがどんなメガネかというと、察しの良い方はもうお分かりかと思いますが、”今使っているメガネとよく似たメガネ”なわけです。
確かに今までと印象がほとんど変わらないので、”似合っている”とも言えなくはないのかもしれませんが、ご来店前に新しく作るメガネに求めていたものとは違ったものになってしまっています。
そのお連れ様がメガネがすごく好きな方で、ご自身もいろんなメガネにチャレンジされているというケースもあります。
そういう方の場合は、お客様のイメージが変わることをポジティブに受け入れてくれるのですが、そうでないと先ほどのようなことになってしまいます。
自分のこと（性格など）をよく分かってくれている人だからといって、自分に似合うメガネも分かってくれているというわけではなく、逆にイメージが変わることを妨げる存在になってしまうということもあるのです。
どうしても一人だと不安で、誰かについて来てもらいたいということであれば、「この人のセンスなら大丈夫、自分の眼鏡選びを任せられる」と思えるような方（たとえばご友人など）に一緒について来てもらった方が良いでしょう。
そういう人が身近にいないということであれば、お店にはお一人で行かれて、スタッフさんに素直にアドバイスを求められた方が良い結果になるのではないかなと思います。
あえて身近な人にアドバイスを求めない方が良い結果になることもある、メガネ選びにはそういうこともあるんですよね・・・
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