遠近両用レンズは早めに使い始めるときっと後で得します

スタッフ今堀です。

 

最近テレビを見ていると、

遠近両用のコンタクトレンズのCMをよく見ます。

テレビCMの影響力はすごいので、

きっと買いに行く人もたくさんいるんだろうなと思って見ています。

 

ただ、老視(老眼のこと)が始まると、

それまではコンタクトレンズを使っておられた方が、

コンタクトをやめてメガネを常用されるということが結構あります。

当店のお客様にはそういう方が多く、

特に女性に多いです。

 

いろんな理由が考えられるのですが、

涙液が減少することで目が乾燥しやすくなるので、

コンタクトレンズを使っているのが辛いという声が多いです。

その点、メガネは楽で良いですよね。

 

 

 

ところで、

もしメガネで遠近両用レンズを使ってみようかなと考えておられるなら、

できるだけ早い時期に使い始めていただくことをおすすめします。

どうしてか?

今日はその理由についてお話したいと思います。

 

 

遠近両用レンズはレンズ上部に遠くを見るための度数、

レンズ下部に近くを見るための度数が入っています。

 

 

視線を動かすことで見る位置(度数)が変わり、見え方も変化します。

遠くを見ている状態から視線を下げていくと近くが見えます。

遠くの度数から近くの度数に急に切り替わるのではなく、

徐々に度数が変化していきます。

この度数が変化する部分の長さはレンズによって大体決まっています。

 

一般に、老眼の初期であれば近くを見るための度数は弱くて済み、

遠くを見る度数と近くを見る度数の差も少なくて済みます。

ところが、老眼が進行すると近くを見るために強い度数が必要になり、

遠くを見る度数と近くを見る度数の差が大きくなってしまいます。

 

度数の差が大きくなるということは、

先ほどの遠近両用レンズのイメージイラストの中の

ブルーの部分とピンクの部分の間の度数の変化が大きくなります。

弱い度数差なら変化は緩やかですが、

強い度数差ならけっこう急激に度数が変化することになります。

 

 

度数の変化が大きくなると強いゆがみを感じることになります。

違和感が生じやすく、慣れるのにも時間がかかってしまいます。

(ユレやゆがみの感じ方や慣れやすさには個人差があります。)

 

「遠近両用レンズは怖い」とか、

「なかなか慣れられない」と言われるのは、

このような遠近両用レンズの特性が正しく伝わっておらず、

近くを見るためにかなり強い度数が必要になって

遠くの度数と近くの度数の差が大きくなってしまった段階で

いきなり遠近両用レンズを使い始める人が多いからでもあります。

 

老眼が始まってまだ間もない内は、

自分である程度ピントを合わせることもできるので

なかなか遠近両用レンズの良さを実感してもらいにくいのですが、

近くを見るためにそれほど強い度数が必要ない内から

遠近両用レンズを使い始めてもらった方が、

レンズのゆがみを感じにくく、違和感も少なくて済みます。

そのくらいから遠近両用レンズを使い始めていただいていると、

将来近くの度数が強くなった時にも早く慣れることができます。

 

 

遠近両用レンズを使いこなせれば見た目も若々しくなります。

早い時期から使い始めていただくと、きっと後で得すると思います。