違いがわかりますか?

スタッフ今堀です。

 

昨日は休みだったので私用で守山の方に行ったのですが、
時間が経つほどに雪がひどくなってしまい、
タイヤ滑ったらどうしようと、びくびくしながら帰って来ました。
雪道の運転は慣れていないので本当に怖いです。
それにしても今月はほんとうによく雪が降りますね。

 

さて、本日は鼻パッドのお話をしようと思うのですが、
その前にちょっとしたクイズを。


こちらの鼻パッドと、


こちらの鼻パッド。
よく似ているのですが、実は違う部分があります。
わかりますか???
すぐに分かった方は観察力の鋭い人です(笑)


前から見た写真です。
こっちの方が分かりやすいですね。


どうでしょう、分かりましたか(笑)

 

じつはパッドの中に入っている金属の芯の位置が違うんです。


左側のパッドの芯はかなり上の方にありますが、
右側のパッドは上端から少し下がったところに位置しています。

 

こちらの鼻パッドは、
MENS MARK CHARMANT (メンズマークシャルマン)
に実際に使用されている専用の鼻パッドです。

 

ブランドのWEBサイトを見ると鼻パッドの説明が書かれています。

 

掛けているときにメガネを適切な位置で保持できるように、
成人男性の鼻形状データにあわせてカーブ設計を行っている為、
鼻に沿いやすい形状となっております。
また、長年の研究から、パッドでしっかりと力を吸収し、
下部の広い面が鼻に掛かる力を分散させることができる位置を計算し設置しています。
その為、掛けていて疲れにくく、パッド跡も付きにくくなっております。

 

ところで、どうしてこのように2種類のパッドがあるのでしょうか?
実は芯金の位置を変えることによって、
メガネを掛けた時の位置(高さ)を変えることができるんです。


パッドの上端より少し下がった位置に芯金のあるタイプ。


パッドの上端ぎりぎりの位置に芯金のあるタイプ。
芯金を上側に位置させることで芯金より下側の部分が長くなります。
足が長くなるイメージです。
その結果、メガネを上側に押し上げる効果が出ます。
メガネがクイっと上に上がっているのがおわかりいただけますでしょうか?

 

この位置(下側のマネキンの写真)だとメガネが上がり過ぎなのですが、
たま~に、これくらい上にメガネが来ないと嫌だという方もおられます。

 

高さの調整は基本的にはフレームの金属部分で調整しますが、
やはりメッキはがれや金属疲労の心配もあるので最小限にしたい。
また、場合によっては調整自体が困難なケースもあります。
なので、このように鼻パッドで高さを調整できるのは便利です。

 

フレームのモデルによって元々使用されいる鼻パッドが違うようですが、
当店では両方のタイプをスペアとして用意しております。

 

実際にフィッティングをしてみてどちらが良いかを判断させていただきます。