テイラーウィズリスペクトのフレームは目立たないパーツにもこだわっております

スタッフ今堀です。

本日ご紹介するのは、当店で人気急上昇中の眼鏡ブランド、TAYLOR WITH RESPECT(テイラーウィズリスペクト)のメガネフレーム・・・ではなくて、フレームに使われているこのパーツです。

フロント(前枠)とテンプル(ウデ)がつながる部分のパーツで、ヨロイとか(ち)と呼ばれる部分です。

テイラーウィズリスペクトのフレームには、ブランドイニシャルのTをモチーフとしたヨロイがデザインされています。

実はこのパーツ、上下左右にがかかる負荷を分散する目的もあってこのようなデザインになっているそうです。

(なので、厳密にはTではなく十字になっています。)

このヨロイパーツ、裏側がネジで固定されており、このように取り外すことができます。

ちょうど穴が2つ空いたパイプが見えるかと思いますが、フロントパーツにも穴が二か所空いており、そこにこのパイプを差し込んで反対側からネジで固定するように作られております。

(※テイラーウィズリスペクトのウェブサイトにあった画像を使わせていただきました。)

このネジ止め用のパイプですが、ヨロイ部分の金具に溶接しているのではなく、経年使用による破損などを抑えるために一体プレスで製造しているそうです。

上のイメージ画像を見ていただくと、パイプが一体となっているのが分かります。

テンプルを外してヨロイパーツだけにするとこんな感じです。

なんでこんな部品をわざわざ作っているのかというと、このヨロイ部分はメガネを掛けたり外したりした時に力が加わりやすく、破損しやすい箇所だからです。

万が一ヨロイパーツが破損してしまった場合でも、この部分だけを交換することができるようにデザインされています。

一般的なメガネフレームの多くは、上の写真のようにフロントとヨロイ部分が溶接(ロー付け)されて一体となっております。

もし、ヨロイパーツが破損してしまうとフロントごと交換しなければならなくなります。

修理もできることはできるのですが、熱を加えて修理するのでその部分のメッキや塗装ががはげてしまい、見た目が悪くなってしまいます。

それに対し、テイラーウィズリスペクトのフレームのようにヨロイパーツだけの交換ができれば、修理に出す手間も省けますし、メッキがはがれる心配もありません。

メガネの中の小さなパーツですが、デザイナーはいろんなことを考えてデザインされています。

見た目がカッコいいだけでなく、そのメガネを使う人のこともしっかりと考えて、細かいパーツにまでこだわってデザインされた眼鏡フレームなのです。

こちらの予想を超える人気ぶりで、だいぶ店頭の在庫が少なくなってきているのですが、細かいパーツにも注目しながらじっくりご覧になって下さい。

本日ご紹介したテイラーウィズリスペクトのメガネが気になった方は、ブランドの紹介ページもぜひご覧になってみて下さい。

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